パワースポットに行きたいと思ったら ~さいごに
3次元のこの世界でスピリチュアルに生きているスピリアリストのSeleneです。
過去3回にわたり、「パワースポットに行きたいと思ったら」という記事を書いてきました。
そして、結局は自分が一番長く居る場所をパワースポットにしてしまえば、それが一番効果的ではないかとお伝えしました。
その最終回として家をパワースポットにするために私が行っている方法をご紹介しようと思っていましたが、ステイホームで家の中にいることを余儀なくされた今年、 「家の波動を上げる」とか「自宅をパワースポットにする」という記事をよく目にするようになりました。
そしてそのほとんどが「掃除」「浄化」「断捨離」というものです。
私が紹介するのも同じく「掃除」「浄化」「断捨離」ですが、単にその行為を行うのではなく、それを行うときの心の持ち方と自分なりの方法にについてお話したいと思います。
はじめに
私には風水や家相などについての知識は全くありません。 ではなぜ「掃除」「浄化」「断捨離」を行うべきと考えるようになったのか。
それは数年前に友人から誘われてでかけた、ある人との出会いがきっかけでした。
「家を透視できる人がいるので会いに行こう」
自分の家の間取りを紙に書いて持っていくと、それを見ながらアドバイスをもらえるというのです。 その当時は狭いマンション住まいでしたので、部屋の中に物があふれ、
「家を透視?? こんなに散らかっているところを見られちゃうのはちょっと恥ずかしいな」
と思いながらも、そういうことが嫌いではないので、興味津々で会いにいきました。 マンションに入居したときの間取りが書かれたチラシに、ベッドやソファー、テレビなどの位置を書き入れ、その女性に手渡しました。
するとその紙を見るなり、ある一点を指さし
「ここに置いてあるものは、別の場所に動かせませんか? ここは常に片付けて、きれいにしておいたほうがいいですね。」
とおっしゃったのです。
彼女が指さした場所は、東側の窓の前で、ちょうど隣接する建物が途切れる場所で日当たりもよい場所です。 持参した間取り図の上で彼女が指さした場所に、私は何も書き入れていませんでしたが、実際は私が飼っている犬のケージと犬の世話をするために必要なものが置かれている場所だったのです。 当然そこには犬用のトイレもありました。
びっくりして何も言葉が出ない私に向かって彼女は次のように続けました。
「この場所に置いてあるものが、よい氣の流れをさえぎっています。本当ならここには何も置かないほうがよいです。 氣というものは流れています。 よい氣を取り込むこと、ちゃんとそれを流していくことは非常に大切です。」
「氣」の通り道をさえぎるようにペットのケージがあり、さらにそこにペットのトイレがあったわけです。 彼女は私に次のように言いました。
「窓はできるだけ開けて、窓ガラスもよく拭くようにしてください。 物があると、それにぶつかって氣の流れは止まってしまいます。ですからなるべく不要なものは置かないように。」
私はそれ以来次のように心掛けるようになりました。
1.「氣」の流れを整えるための掃除
パワースポットとはエネルギースポット。つまり、家の中によい「氣」を取り入れる必要があるわけですから、「氣」がスムースに通り抜けられるよう、出入り口をきれいに保ち、流れが止まらないようにしよう!
そのために玄関・窓ガラス・トイレ・お風呂や流しの排水溝はこまめに掃除をする。 特に玄関は
「ようこそ、いらっしゃいませ」
とつぶやきながら朝に雑巾がけと打ち水を、水回りは夜に
「さようなら、ありがとう」
とつぶやきながら掃除をして水気が残らないようにしています。 窓ガラスを掃除するときには
「きれいな光が入りますように」
と心の中で願いながら拭くようにしています。
2.「浄化」のための雑巾がけ
塩には邪気を払う浄化の作用があると言われています。
玄関や神棚にお供えする「盛り塩」や、不愉快な人が帰った後に「塩をまけ!」と言ったり、力士が土俵に上がるときにも塩をまくのは塩にその力があるからです。
以前自分がとても落ち込んだ時にある人から
「本当に嫌なことがあったとき、自力で太刀打ちできないと思うようなときには、自分のいる部屋に塩をまいて掃除をするとよい」
と言われたことがあります。
実際に塩をまこうかと思いましたが、犬もいるし、掃除機が壊れそうだし・・などと考えてしまい、実践はしませんでしたが、塩をまくかわりに、塩水で洗った雑巾で拭き掃除をしてみました。
個人的にすっきりするなと感じるのは、壁やドアなどを拭いた時です。 (それに天井を加えるとさらに気持ちがよくなりますが、なかなか天井まで手が回らないのが実情です(;’∀’) ) 腐食などの心配もありますので、毎回塩水を使うことはしませんが、この空気が澄み切った感覚は除菌シートや化学雑巾では感じることができません。
「すがすがしくて気持ちがいいね」
とその空気感を感じながら行う拭き掃除は心が軽やかになります。
3.自分にとって本当に必要なものは何かを考える断捨離
先の女性からの言葉にあったように、「氣」が流れるのを止めないように、不要なものは片付け、役目を終えたものには
「ありがとう」
と告げて処分するようにしています。
クローゼットの中もスペースがないと、新しいものを入れることはできませんし、物であふれたクローゼットの中はやはり「氣」が淀みます。
玄関を掃除してせっかく「氣」を取り入れても、それが不要なものにぶつかって行き場をなくしてスタックしてしまっては、掃除の意味もなくなってしまいます。
旅先のホテルや旅館の部屋で気持ちがよく感じられる理由のひとつとして、不要なものが一切ないということが言われます。 日常の生活をしているとモノがあふれてきますが、「目指すは住宅展示場」と決めて、本当に必要なものは何かを考えながら断捨離することは、単なる「モノ」の断捨離以上に、自分の思考や生き方(ちょっと大袈裟?)にも影響すると感じています。
そのように考えながら断捨離をしていると、買い物をするときの気持ちにも変化が出てきました。
商品を手にしたときに
「これって、本当に必要?」
100均の商品でもデパートでの買い物でも同じ思考です。
「ちょっとかわいいな」「あったらいいな」「この色今年の流行りだから」
ではなく
「本当に必要?」
と何度も考え
「なくてもいいか」
と買わずに帰ることもしばしばです。
この思考を繰り返すことで、買い物のときだけでなく、
「自分にとって本当に必要なものは何なのか?」
ということをよく考えるようになりました。
それにより大切なものの優先順位もはっきりしますし、本当に必要なもの、大切なものだけに囲まれて生活できるようになります。
さいごに
パワースポットについてのお話はこれで最後になります。
一番長く過ごす「家」という場所を、自分にとって本当に居心地の良い、よいエネルギーに満ちた場所にすることで、「家」が自分にとっての最高のパワースポットになります。
そしてそれに伴い思考も変わり、前向きになれます。 疲れが出ても回復も早いはずですし、ストレスにも強いはずです。 遠くに出かけなくても、そこにいるだけでパワーが得られるって、最高じゃないですか!
・・・と、ここまでnoteを書いてみて、ふと気づいたことがあります。
きれいに整理整頓された家で、ほっと一息つける瞬間がある。
これって、実は最高に幸せなことなのだと。
ものすごい偶然で今ここにいられることに感謝しなければいけないのだと。
ここで得られる安堵感や幸福感こそが、パワースポットから得られる最高のエネルギーなのではないかと。。。
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