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株式会社セレッジ(Selege)の会社案内

弊社はセレッジという会社名ですが、これは「セレクト」「チャレンジ」を合わせた造語でして、「チャレンジする事を選ぶ」会社でありたいと、親会社である株式会社アンビションの代表が08年に想いを持って作った会社です。

https://selege-asiahr.com

親会社の株式会社アンビションは、主にリクルート関連の媒体営業を行う代理店会社です。そのため、はっきり言って海外とはあまり関係がない事業をやっています。今後、美容関連事業は海外の匂いがとてもしてくると思いますが・・・。
株式会社アンビションについてはまた機会を改めてご紹介できればと思います。

今回は、まず株式会社セレッジとその代表を務める私、菅野についてご紹介させて頂きたいと思います。

1)創業の経緯

株式会社セレッジは2008年に創業した会社です。
創業者はリクルート出身の浜原正豊。
https://ambition-net.com/company/

創業事業は美容業界に関わる人材紹介サービスから始まりました。なぜなら、親会社である株式会社アンビションは、ホットペッパーを中心とした美容業界向けの媒体を展開する会社であったので、その業界に携わる人材不足を解消したいという創業者浜原の熱い想いからスタートした会社でした。

2)現代表のJoin

そんな株式会社セレッジに、突然の転機が訪れます。
2017年6月から私、菅野が代表を務めることになりました。全くの異業種からの就任です。私はこれまで美容には関心がないわけではなかったですが、関わることがなかった分野でした。

セレッジにおいて私ができることはただ一つ。
「海外人材採用事業を作り上げること」でした。

実はこれをお引き受けさせていただくにあたって、グループ代表の浜原から熱い言葉をもらったことがあります。

それは、直前まで全く違う分野に携わり、その分野から離れることになった時、浜原から投げかけられた一言です。

「菅野さんは、HR(人材サービス)がほんと好きなんだね。HRをやるべきだよ。」

その時、HRからは少し離れ方向性を見失っていた自分には、思いがけない一言でした。浜原から見るとHR分野の話をしている時の私は、とても活き活きしていたとのことでした。

そう、私には想いがありました・・・

「日本人があまり経験できない中国の大企業で経験したノウハウや知識を日本でどうにか役立てたい。経験した欧米企業との競争や、中国やアジアで闘う日系企業の苦悩、出会った駐在員の方々の悩みなど、ここに飛び込んだこそ得た経験や見識、視野がある。それを活かし、グローバルに挑む日本企業の力になりたいし、駐在員の皆さんの想いや考えが本社に届くようなサービスをやってみたい。」

その想いが結実した瞬間でした・・・

その時からお引き受けした株式会社セレッジと共に駆け抜けて早3年。優秀なスタッフやパートナー、何よりお客様に恵まれ、ここまでくる事ができました。今は少しでもグローバルに挑む日本企業を人材面から支えられる喜びを感じています。

3)ビジネスモデル

弊社ビジネスモデルには大きく分けて2つあります。
・外国人エンジニア採用支援サービス
・外国人在留サポートサービス

■ 外国人エンジニア採用支援サービス
現在、日本には多くの人材がいますが、大半はサービスの仕事を軸としたホワイトカラーや生産現場や工事現場で働く職人的なスペシャリストが占めています。意外にもエンジニア人材が多くありません。

特に、新型コロナウィルス拡大により企業のDX化が加速すると言われていますが、それを担うITエンジニアが圧倒的に不足しています。また、生産技術や開発をはじめとするエンジニアもメーカーでは不足しています。

エンジニアとなると、異業種からも参入ができません。その分野における知識と経験、スキルがないとできないからです。ですから、他の企業から採用するにしても限界があります。

これはひとえに日本の理系教育の現状の影響を受けています。日本の全学生の12.8%が国公立の理系学生ですが、私立理系と合わせても40.1%となっています。直近の2019年は、38.6%まで下がっています(2015年、2019年文部科学省「学校基本調査」引用)。

つまり理系学生は減少傾向にあり、これからも顕著であるという事です。

それを補うべく海外からエンジニアを招聘し、各社のエンジニア不足を補うだけでなく、新しい設計思想や開発構想に繋げる一助となれば幸いでございます。

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■ 外国人在留サポートサービス
このサービスは、日本で勤務する外国人労働者向けに弊社がリリースしたサービスで、外国人が日本で働いたり生活するにあたって不足する日本語力や、困った時の緊急対応、異国での生活や業務で不安定になるメンタル面のケアを、弊社外国人スタッフと日本人スタッフの2名によりサポートするサービスです。

特に大きな課題は、「日本語力」と「メンタルケア」で、弊社では入国前からオンラインによる会話トレーニングを入れた上で、入国後の教育プログラムを組み、その教育プログラムに基づいて、5年以内にN1レベルにする目標で実施しています。その成果もあり、弊社プログラムにあるエンジニアは、N3やN2を取得する方も現れており、N1を目指し取り組んでいる方が出てきております。

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「メンタルケア」は、定着支援につながる重要な施策で、日本人と母国者2名による訪問、又はオンライン面談により毎月の生活状況や業務の状況、本人の精神状態などをヒアリング及び確認し、アドバイザーとして適切なフォローをしています。また、面談後のレポートをまとめてクライアント企業様へ提出しています。

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今ではありがたいことに、すでに外国人を採用されている企業からもご相談やお問い合わせを頂いており、日本語教育や定着に関するご相談の中に、「外国人へ注意する留意点」や「外国人への評価の仕方」「技能実習生との関係」「外国人への給付金の説明」など多くのご相談を頂くようになりました。


ザッと弊社のビジネスモデルもご紹介しましたが、詳しくは弊社ホームページもご参照ください。https://selege-asiahr.com

4)さいごに

現在、新型コロナウィルス感染拡大により、私達の採用支援で入国するはずだった20名程のエンジニアや人材達が現地で待機、入国できない状況になっています。また、6月までに予定されていた現地面接会も夏から秋へ順次延期となっています。こんな状況ではありますが、弊社は2つの取り組みをしています。

1つは、待機人材達との定期的な面談です。目的は、日本語の会話トレーニングと日本行きへの意欲継続です。エンジニア達はみんな日本が大好きで、日本で働くことを夢見てこれまで頑張ってきました。私達はそんな彼らの夢を応援する仕事という誇りを持って取り組んでいます。

弊社スタッフは、オンライン面談でエンジニア達と日本語で毎週、毎日面談し、彼らの想いを受け止めています。新型コロナウィルスは彼らのささやかな夢を遮っていますが、必ず日本にいけると信じて日々頑張っています。今はただ、弊社一同、そんな彼らの夢を叶えてあげたい、待ってくれている企業様のお気持ちにお応えしたいという想いで一杯です。

2つ目は、主にITエンジニアになるのですが、現地で日本語学習、又は待機する間、リモートワークをしてもらえる試みがスタートしています。採用が決まったITエンジニアが、日本からの業務依頼に対応できるよう弊社とパートナーとの間でマネジメント代行体制も整え、ご要望にお応えできるようにしています。

これにより、日本に来るまでの間、現地エンジニアにプログラミング業務などを委託することができ、代行体制により仕様伝達や勤怠管理などに不安があれば弊社を通じて時間制の通訳対応からオフィス管理まで可能となっています。

こちらも次世代技術(AI・ブロックチェーン・IoT等)を持つエンジニアやシステム開発やバックやフロントエンドに関わるエンジニアを確保できる上(数ヶ月後の入国)、業務を委託できるということでお問い合わせやご相談を頂くようになっております。

これらの施策が新型コロナウィルスで悩む企業各社様のお役に立つものとなれば幸いでございます。想いのまま長文になり失礼しました。

今後も皆様の国内外問わずご相談やご期待にお応えできるよう努めてまいります。「チャレンジすることを選ぶ」、社名に込めた想いのまま成長できる会社でありたく思います。



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