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ハンドメイドを始めようと思っている方へ

わたしがハンドメイドを始めたのは2009年、今から15年も前の話です。
その時わたしは23歳、会社員をしていて、まだ実家で暮らしておりました。

元々はグラフィックデザイナーでして、高校も大学も芸術系、デザイン系の学科に通い、学び、仕事もデザイン系でした。

ただ技術はあるものの、会社勤め、人間関係の構築が当時のわたしには難しく、日々ストレスで埋もれそうでした。

その時の趣味は絵を描くことで、小学生の頃なんかは漫画家になりたかったので、絵を描いてご飯を食べていけたらなーとかも漠然と思っていたのですが、好きなだけで上手いわけではなかったんですよね。イコール特に仕事にはつながらなかったんですけど。

これは2024年、最近の作品たちです

話は戻りまして、ハンドメイドを始めたきっかけなのですが、正直全然覚えておりません。
ただ、元からユザワヤで布や工具を見るのが好きでよく通っていたし、ちょうど当時の職場があった神戸の三宮にはパーツクラブと、OuiOuiというハンドメイドのパーツ屋さんがありました(後者はもう今は三宮にはありません)東急ハンズも大好きで、特に買うものは無いけどブラブラと散歩をしていた記憶があります。(東急ハンズももう三宮にはありません…)

当時パーツクラブで見たかわいい真鍮の金古美のリボンのパーツがとてもかわいく、これを使って何かが作りたいな~と思ったことは覚えていて、悩みに悩んでそのリボンのパーツと、最低限の工具、そして作ったこともないため勉強の意味を込めて適当にアクセサリー制作キット的なものを選んで購入しました。出来れば完成した後自分で付けるか、家族や友人にプレゼントする想定で購入するとやる気も出てきますし、頑張って作ろうという気持ちになるので、そういったマインド結構大事です。

あまり覚えていませんが、ざっくり初期経費3,000円ほどかかったと思います。

2024年の今は本当にとても良い時代で、何かを始めるにあたって100円均一などで「とりあえずのアイテム」を低価格でそろえることができますよね。
本当にそれは羨ましいです。
続くかどうか分からないものに大きなお金を出せないですもんね。

当時のわたしは3,000円すら悩んだのですが、その金額を出す勇気があり、今のわたしが存在している感じです。

2013年の作品、ベタな感じですね。
当時のハンドメイドを始めたての人が通りそうなテイストでした。
こういう宇宙塗りっていうのが流行っていました(私の周りでは)

ここから先は、今ハンドメイドを始めたい人、始めたけどどうしていいか分からない人に、ちょっとだけアドバイスというのもおこがましいけれども、どのような心持ち、マインドでやっていくのかがベストなのかを書いていきたいと思います。少しだけ背中を押させてください。

まず、まだ始めてないけど、やりたいな~自分なんかができるかな~と殺伐とした不安を抱えている人に捧げます。

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