フジテレビの医療ドラマたち

今回は最新ドラマ&名作ドラマ『ナイトドクター』を中心にご紹介します。

前回、『渡る世間は鬼ばかり』で、TBSはホームドラマの宝庫だと言いましたが、

フジテレビは医療ドラマの宝庫です!!

現在、放送中の『ナイトドクター』も医療ドラマの一つです。

脚本は大北はるか氏、プロデュースは野田悠介氏。

この二人は『グッド・ドクター』、『ラジエーションハウス』で脚本と演出で作品を生んできた。

『ナイトドクター』は、男女5人の若手救命医の群像劇でもある。

主演の波留さんや田中圭さん、岸優太さん(king&Prince)、岡崎紗絵さん、北村匠海さんなど人気俳優のほか、女優としては稀な野呂佳代さん、Mr.childrenの桜井さんの息子?と話題となったドラマーでもある櫻井海音さん、注目株の宮世琉弥さん、一ノ瀬颯さん、原菜乃華さん、さらに今後、泉澤祐希さんや古館佑太郎さんの出演も決まっている。

注目はキャストに留まらず、働き方改革をはじめ、心臓移植、たらい回し(タクシー代わりの救急車)、健康保険未加入問題、医療従事者の訴訟問題、コンビニ受診、そのほか様々な医療問題、社会問題が描かれ、後半戦ではドナー提供についても描かれるだろう。

これまでにフジテレビでは、様々な視点で医療問題に目を向けて、描かれてきた。

『白い巨塔』→出世問題など
『救命病棟24時』シリーズ→災害時医療、医療崩壊、ドナー提供、院内感染など
『Dr.コトー診療所』→離島医療問題など
『コード・ブルー』シリーズ→ドクターヘリの必要性など
そのほか
『医龍』シリーズ
※『チーム・バチスタ』シリーズ
『海の上の診療所』
『ラストホープ』
『医師たちの恋愛事情』
※『メディカルチーム レディ・ダ・ヴィンチの診断』
『グッド・ドクター』
『アライブ がん専門医のカルテ』

医師が主人公ではない医療・病院ものとして、
『ナースのお仕事』シリーズ
※『救急ハート治療室』
『Ns’あおい』
『ラジエーションハウス』
『アンサング・シンデレラ』

などなど

これまでフジテレビの医療ドラマを制作してきた増本淳氏、脚本家の林宏司など、様々なフジドラマを制作してきたベテランスタッフから有望株の若手・藤野良太プロデューサーなど次々とフリーまたはフジテレビから離れていく中、同作のプロデュースをしている野田氏まど若手スタッフに受け継がれ、最近は放射線技師や薬剤師など医師ではない目線から医療を描いているフジテレビの医療ドラマ。


他局と比べてみても数は多く、何よりシリーズとして人気作品を多く世に送ってきている。
放送時の時代背景にある医療問題、社会問題にも取り組んできた。

そして、今回もまた、医師としてだけでなく、一人の人間として良い部分、悪い部分と包み隠さず描き、人間ドラマとしての面白味を描いている。


フジテレビと言えば、恋愛ドラマというイメージも多々あるでしょうが、いつも挑戦し続けているフジテレビは医療ドラマにも注目してほしいですね。


※フジテレビ系列の関西テレビ(現・カンテレ)制作。

それでは!!

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