あれから12年目の夏。昼ドラのヒット作集!!
かつて、TBS系列で昼ドラ(昼帯ドラマ)を放送していたのを覚えているだろうか。
40年の歴史を誇った『愛の劇場』枠や『ドラマ30』。
放送が終了して早12年が経つ。
『愛の劇場』のラストを飾り、通算11シリーズ続いた『大好き!五つ子』。
2000年から夏の定番となった同作。
一度に5人の子供を産んだパワフルママ・桃子と中学教師の良介による桜井家を舞台に、5人の子供たちの成長を笑いあり、涙ありで描いたホームドラマ。
五つ子ちゃんでありながら、野球好きで責任感の強い拓也、おしゃれ好きでワガママな美穂、サッカー好きでワンパクで誰よりママ好きの慎吾、誰よりも優しい英語好きの紀香、弱虫で後に反抗期を迎えるが誰よりも家族思いの優しい心を持った剛。と、顔も性格もバラバラな五つ子ちゃんが大活躍します。
第6シリーズを終え、次シリーズ『大好き!五つ子GO!』からは5人の子役たちの一新もあり、小学生から高校生へと成長し、高校卒業、社会人となった5人の子供たちが社会の現実とぶつかり、職場の悩み、恋愛、結婚などが描かれます。
昨年、惜しくも亡くなられた故・岡江久美子さんと故・綿引勝彦さん出演の大家族ドラマ『天までとどけ』シリーズ。
12人の子供を産んで育てる母・定子と新聞記者の父・雄平の14人大家族・丸山家の日常を描いたホームドラマ。
母・定子のお腹に13人目の赤ちゃんが出来たものの心臓病が発覚し、家族会議が行われる。父の思い、兄弟それぞれの思いがぶつかり合い、13人目の子供を迎え入れる事に。
15人家族となった丸山家。
長女の結婚、死別、再婚や長男の結婚、次男の留学、三男の料理人の夢など兄弟の成長が描かれる。
やがて、定年間近となった父の独立騒動に、兄弟会議が行われ、丸山家最大の問題を乗り越えていく。
“TBS昼ドラ”史上最高視聴率を叩き出したホームドラマ『キッズ・ウォー』
「ざけんなよ」の名台詞でお馴染みの「キッズ・ウォー」。
同作と言えば、第3シリーズの茜と翼の青春恋愛ドラマを思い浮かぶかもしれませんが、当初はホームコメディドラマだった。
両親の離婚で父と暮らしていた小学生の茜が、母の再婚相手の家族・今井家にやって来るところから物語は始まる。
生真面目で勉強家の長男・健一、優等生ぶった生意気で意地悪な長女・里香、成績は優秀だが優柔不断な性格の末っ子・浩。
イジメや学校での不条理なことに「ざけんなよ」と啖呵を切るほど男前で正義感があるものの自由奔放な性格の茜が、今井家の家族となり、家族や兄弟の問題を解決したり、時に学校で起きるイジメなどの問題を「ざけんなよ」と啖呵を切って、反面教師の先生を黙らせるなどコメディとして描かれてきた。
やがて、中学生となった茜は、初恋に悩んだ。
茜同様に正義感があり、喧嘩に強く成績優秀な翼に恋心を抱く。
二人の恋愛模様は、その後のシリーズを通して、別れたり、再会したりを繰り返して、時に、茜を好きになる一平や黒木や文太の登場で三角関係にもなりながら、ゴールデンプライム帯で2時間のスペシャルドラマとしてファイナルを迎える。
第3シリーズの主題歌ZONE『secret base 〜君がくれたもの〜』も大ヒットし、キャストも主演の井上真央さんをはじめ、斎藤祥太・慶太さん、クイズ番組のヘキサゴンで一躍した崎本大海さん、コード・ブルーで一躍した浅利陽介さん、茜の最大の敵役を熱演した松山ケンイチさんの出演もありました。
“昼ドラ”と言えば、あなたはどの作品を思い出しますか?
また、いつか昼ドラが復活することを願ってます。
それでは!!
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