[SeleniumVBA] WebDriverの自動更新の不具合を解決する一案
ご報告
(2024/11/13 更新)当社の環境において、これまでセキュリティソフト「i-FiILTER」によりWebDriverのダウンロードがブロックされていました。しかし現在はブロックされずにダウンロードができるようになっていました。
ブロックが解除された理由が、ソフト側がファイルの安全性を確認できたからなのか、会社側が制限を解除したからなのか不明ですが、WebDriverの自動更新機能が正常に働くようになりました。
これにより、クラスモジュール「WebDriverManager」において、一部コードを改変しての暫定運用は終了して、標準状態に戻しました。
SeleniumVBAのバージョンアップの頻度も落ち着き、安定稼働に入っている段階ですが、WebDriverの自動更新機能については、提供側の提供方法の変更により、今後の更新があり得ると思っています。
そのWebDriverの自動更新機能を担う「WebDriverManager」が標準で使用できることになったことで、「WebDriverManager」が更新があった時も、そのまま差し替えだけで済むので、メンテが大変楽になります。
また、当社の環境では、下図のとおりGitHubからのファイルのダウンロードは相変わらずブロックされます。一般事務員が使用する環境ではGitHubは使用しないと思われてるかもしれないですね。
仕方がないので、SeleniumVBA.xlsmのバージョンアップの際は、ダウンロードできる環境からメール転送で対応しています。
SeleniumVBAは、インストール不要でありながら機能が豊富であり、ExcelVBAで動作するため、会社では大変重宝しています。SeleniumVBAで苦戦している方も多いように聞いていますので、今後も情報共有していければ良いなと思っています。
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