イラストレーターになるには
「イラストレーターになるには」というホームページが多いので私も書いてみます。
「これぐらいの絵でイラストレーターきどりなんて笑える」という声も上がるかもしれませんが、世間でよく言われているように、「イラストレーター」と言えばだれでもなれるんです。が、一応生活のためのお金をある程度まで稼いでいるイラストレーター、という形にさせていただきます。
私の場合は全くの未経験、興味はあったものの美大や専門学校に行く選択はありませんでした。ただ、他の人と違ったのは、偶然会社の先輩にイラストレーターの方がいた事です。全然イラストと関係ない職場でした。
ですから、「イラストレーターになるには」は、近場にプロのイラストレーターがいる事がまず第一です。
・・それはレアケースですね。私はその人に3年間みっちり絵の描き方を教えて頂きました。つまり、どんなズブの素人も3年間「正しい練習方法」で練習すればいいわけです。「正しい練習方法」は勿論美大や専門学校でも出来ますし、通信教育だっていいと思います。出来る人は独学でも。でも、けなされることもないなあなあな関係の中や、見てくれる人のいない独学では3年後も変わらないと思います。
第二に、3年後何とか仕事を頂き、さらに仕事の中で描き方や仕事の仕方を学習しました。ここも大事です。勿論仕事にせずに上達する人はいるのですが、仕事としてのやり方は仕事をしながらのほうが上達します。3年経ったら色々なコンテストに応募したりするのがいいと思います。3~5年が勝負です。
第三に、仕事が無くなって来たときにジタバタする事です。営業が効いてくるのは半年後くらい。特に今はネットで営業が出来る分、他の人が大勢営業しているため、目に留まりにくい時代です。でも意外な時に意外な会社から声がかかることがあります。
こんな事が私の「イラストレーターになるには」論です。というか個人的な経験です。まだまだ未熟ですが、だれかの参考になれば幸いです。