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コロナについて思うこと
4月19日の朝。
Amazon Prime Videoで「One World: Together At Home」をぼんやり眺めていました。
レデ・ガガ、スティーヴィー・ワンダー、ポール・マッカートニー、エルトン・ジョン、ローリング・ストーンズ、ビリー・ジョー、ビリー・アイリッシュ、テイラー・スウィフト、ベッカム、ビヨンセ、アリシア・キーズなどなど。
錚々たるメンバーが新型コロナについて想いを語り、医療関係者を励まし、人々を歌で勇気づけていました。現代のLIVE AID、とまではいきませんが、非常に心を打つ内容でした。
そんな姿を見ていると、自分の中にも「なにか世の中のために何かしたい」という気持ちが湧いていてきました。
ただ、何をすればよいのか?
この新型コロナウイルスの厄介なところは、物理的な連帯ができないことです。
地震や台風の時のように、現地にボランティアに行くこともできない。
戦争の時ように、戦地へ赴いて銃を構えて戦うこともできないのです。
政府から10万円をもらえたら、これまでお世話になっていたお店や飲食店に還元しようと考えていますが、それも焼け石に水でしょう。
大金持ちで1億円ぐらいをドンと払えれば少しは違うのでしょうけど。
そんな私にできる一番の支援なのか?
ここ一週間、心の片隅にそんな問いがくすぶっていました。
人類が新型コロナウイルスに打ち勝つのは間違いありません。
どれだけ犠牲が出たとしても、新型コロナウイルスが全人類を滅ぼすことはないでしょう。
ただし、この騒動が収束し始めたとき、私たちはこれまで味わったことのないような鈍い痛みと共に立ち上がらなければなりません。
その時に、ITがこれまで以上に大きな意味と価値を持っているでしょう。
私を含めてITにかかわるすべての人たちは、率先して社会や経済を復旧させることができる立場にあります。
あらゆる側面から世界の、日本の、会社の、個人のIT環境を再構築して立ち上がらなければならないでしょう。
この自粛中にどこまで準備ができるか。それが問われている気がします。
私は昨年の夏頃に「運用設計の教科書」を発売させていただきました。
実は今年の後半から、IT運用に関する次の書籍を執筆しようと計画していたのですが、今回の事態を受けてその内容をこのブログで連載しようと思います。
新型コロナウイルスで自粛の中、IT運用の新たな考えや思いを皆さんと共有して活かしていただく。
もしかしたらそれが、いま私にできる一番の支援なのかもしれません。
この連載は、新型コロナウイルスが落ち着くまで無料で公開します。
ただもし、連載が好評だったら終息後に欲を出して有料にさせていただくか、全部消して書籍にまとめさせていただく可能性はあります。
そこのところだけはご了承ください。(笑)
ひとまず5月末まで週2~3記事を予定しておりますので、ご興味のある方はお付き合いください。
あと、JBSでウェビナーもやります。
こちらで話す内容はブログにあまり書かない予定なので、ご興味ある方はあわせてチェック & ご参加いただけると幸いです。