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Sekomo
2018年11月9日 21:07
バブル末期に大学に入った私は、経済政策を教える担当教授から「あなたたちが戦後・昭和後半の日本に生まれたことは最大の幸運だったのですよ」と言われました。飢餓も紛争も経験せず、教育も医療も基本的平等もあって、共産圏の不自由も強いられることがなかった、と。まだ未成年で、アメリカ帰りで、グローバル市民に憧れていた若き私は、それを聞いて「だからこそ運が悪く途上国に生まれた人たちが、少しでも快適な生活を送れる