既にご存知の方も多いと思うが今年の4月から尚美学園大学を拠点に活動している女子硬式野球チーム『埼玉西武ライオンズ・レディース』を埼玉西武ライオンズがNPBのチームとして初めて支援する事が決まった。監督には元ライオンズで現尚美学園大学女子野球部監督の新谷博氏が就任する事が決まった。
氏は選手たちが学校を卒業した後も野球ができる環境がどうにか作れないか思案していた所にこのような環境ができ、嬉しく思っているそうだ。
ライオンズとしてレディースのサポートとして昨年新設定されたトレーニングセンターの提供、選手たちが使用していた野球用具、ボールの提供、アカデミーコーチの臨時指導などがあり、セレクションが早速今月19日と来月9日におこなわれ、うち9日はそのトレーニングセンターを使用する。
今女子野球の競技人口は増加傾向にあるが、それをビジネス展開していく流れが希薄なのでこのような取り組みにライオンズが1番に手を挙げたのは非常に意義がある事だと思う。
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そしてこれは女子野球の普及に繋がるだけでなくプロ野球ファンの獲得できる更には野球少年を獲得するビッグチャンスになると思う。
例えばお姉ちゃんがセレクションに合格してアカデミーコーチに指導してもらってる姿を家族が応援に来た時に、それを見た弟がアカデミーに入塾したり、とか様々な展開が考えられる。そしてゆくゆくはプロ化にしてライオンズの試合がない時に、CAR3219を試合で使ったりとかしてファンクラブなどの動きが出てくれば夢は広がっていくだろう。