情報戦も上手くない⁉️

 埼玉西武ライオンズの守護神、増田投手の二軍降格が決まった。ここまで15試合に登板しリーグ最多の8Sをあげていたが、3試合抑えに失敗し2敗を喫し、防御率も6.75と精彩を欠いていた。
ここに至るまでバタバタ感を感じずにはいられなかった。
3度目の救援失敗をした1日、マスコミから配置転換を訊かれた辻監督は「終わったばかりでまだコーチとも話してないから」と述べるにとどめていた。それが2日「うちの守護神、それだけ信頼してるんだから打たれたなら仕方ない」と配置転換無しを明言していた。なのに今日4日になってファームでの調整と抹消が決まった。
この短期間の間でこんなに情報がコロコロ変わったのはどういうことだろうか?
故障が見つかったのか、そんな見方をする人もいる。私は故障というよりも増田投手本人の方から外してほしい、という申し出があったのでは?と推測している。今チーム状況も良くない中で1勝の重みを分かっているからこそ自ら今のコンディションのままではとても一軍では投げられない、と自分がそう判断したと思ってる。
しかし問題は故障とか自分の方から打診、とかそういう事ではない。余りに情報の出し方が下手くそすぎるのが問題だ。
これでは第三者から穿った見方をされたりするのは当然で選手の情報、特に調子の上がってこない選手の情報はその情報が独り歩きするような事は避けなければならない。何故ならグラウンド外での心理戦がチームの果ては選手個人のモチベーション等に多分に影響を与えるしその意味に於いても二転三転する情報発信をするライオンズはその部分でも改善しなければならない。


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