いい形で札幌へ
先ずは今日先発した平井投手に謝りたい、それは彼が先発で結果を出せるイメージが湧かない、と思った事だ。それはOP戦で長い回を投げて安定した投球をしていなかったこと、70~80球を越えた辺りから球威が極端に無くなることからそのようなイメージを持ってしまった。
果たして彼の今日の投球は6回を97球、被安打6、四球2、失点0の粘り強い内容だった。100球近く投げたがOP戦の時のようにガタガタにならなかったのはQS率が昨年33%とパ・リーグで断トツに低かったうちにとって大きな収穫だろう。しかし懸念はある、それは本人もヒーローインタビューで言っていたように要所要所でランナーを出してしまい、リズムが作れなかった部分だ。実際6イニング中4イニングでスコアリングポジションにランナーを背負う形になり、球がストライクゾーンのベルトより上に来ていたひやっ、とする球が少なくなかった。それに対しての修正は求められるだろう。
打線に関しては森選手は開幕カードの2安打が全て先制の2ラン本塁打、彼の持ち味のフルスイングができているのはとてもいい。そして昨日大事な場面で2度凡退(うち1つは併殺打)した中村選手にタイムリーが出たこと、更には開幕戦で相手の能見投手の139kmのストレートにバットをへし折られる位状態が良くなかった外崎選手にマルチが出た事は、特に昨日の最終回いい形で安打を放ち復調の兆しが見えていたので色々な姿に変装できる彼が機能し始めるのは頼もしい限りだ。
兎に角開幕カードを3年ぶりに勝ち越せたのは喜ばしい。
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