本日6日、埼玉西武ライオンズが新外国人選手2人の獲得を発表した。もしかしたらオフの補強は松坂で終わるのでは?という声が少なからず聞こえていたが、私的には渡辺久信GMは故根本陸夫氏を尊敬しているので、あまり表に出て目立つよりも潜水艦のように行動するタイプだと思っていたのできっと地道な調査をしているだろう、と思っていた。
そんな中獲得したのが、内外野を守れるコーリー・スパンジェンバーグとサウスポーのショーン・ノリンだ。
スパンジェンバーグについては一番町最初に獲得リストにあがっていた選手で「日本の野球にアジャストできると思う」との事。通算打率はMLBこそ.230台だが、マイナーでは通算.300越えを誇っているアベレージ型のタイプだ。そして守備に関しては内外野(主にセカンドとサードたまにレフト)を守れ肩も中々強い印象だ。かねてから獲得の条件に内外野守れる外国人選手、と公言していたのでスパンジェンバーグというカードが増えた事で試合展開等によって外崎を外野に回したり、森越などを守備固めで使う事が可能になった。
一方、長身サウスポーのショーン・ノリン投手に関しては変化球が多彩でゲームを作れるタイプ、という事だが心配なのはトミー・ジョン手術を受け2017年はリハビリにあてた経験がある、という事だ。しかし変化球が豊富で、カーブについてはかなりのブレーキがかかるタイプなので日本に馴染みのないタイプなので上手く嵌まれば相当な戦力になると感じる。
取り合えず最低限の補強はできた。あとは日本の野球に、そしてライオンズの水に合うことを祈るばかりだ。