見出し画像

Martin O-18K 1926 ~プリウォーマーチン購入雑感03:本当に欲しいものは?~

さて、一度挫折しかけたプリウォーギター探しですが。

そもそもですね…この脳内イベント、僕の頭の中では…プリウォーに“続く”ワードを見て見ぬふりをしてストッパーをかけていたのです。

そのワードとはもちろん…

“マーチン”

”Martin”

「1930 OM-45 Deluxe」この世で最も高価なアコギのひとつ。
少し前にオークションでオリジナルをマーチン社自身が約380,000ドルで購入したことでも話題になりました。
新品のレプリカモデルでも1000万を超えるモンスターギター。


「プリウォーマーチン」は『究極のアコギとは?』という問いのひとつの“回答”として燦然と存在しています。

それはコリングス、グレーベン、サンタクルーズ、メリル...など、アコギ界の名ルシアーや高級ブランドのトップが口を揃えて『戦前のマーチンが最高』と称し、自社製品のリファレンスとして用いていることからも分かります。
「プリウォーギターズ」なんていう、まんまな名前のブランドもありますしね。

と、いうかですね…

ご本家・マーチン社自らがその年代を「ゴールデンエラ期(黄金期)」とし、30年代の自社製品を“最高傑作”と認定しトレースした再現モデルを自社のトップラインである「オーセンティック(本物)」シリーズとして展開しているわけで。

こういうこと言うと”自称識者・上級者・マニアの方がヤイヤヤイヤ言ってきたりしますが…ワタクシとしては全面的にではないにしろ、どこぞの馬の骨とも分からない自称上級者の持論よりもコリングスさんやグレーベンさん、マーチン社幹部の意見を信用します…苦笑

ただ…現状でプリウォーマーチンはほとんどが一般的に購入できる価格帯を超えていて、かつ最近では投資対象やコレクターアイテムの意味合いも大きくなってしまい、それが故に“眉唾物の伝説”的な臭いもしてしまっている側面もあります。

プリウォーマーチンの売価イメージ…


そんなわけで“憧れ”はMAXにありつつも、現実的ではないと諦めていたわけですが…とある楽器に出会います…【続】



*『Martin O-18K 1926』に関する記事一覧
Martin O-18K 1926 ~夢のプリウォーマーチンを購入~
Martin O-18K 1926 ~プリウォーマーチン購入雑感01:とりま楽器紹介~
Martin O-18K 1926 ~プリウォーマーチン購入雑感02:きっかけ~
Martin O-18K 1926 ~プリウォーマーチン購入雑感03:本当に欲しいものは?~
Martin O-18K 1926 ~プリウォーマーチン購入雑感04:手が届く(かも知れない)プリウォー~
Martin O-18K 1926 ~プリウォーマーチン購入雑感05:O-18K 徹底分析①~
Martin O-18K 1926 ~プリウォーマーチン購入雑感06:O-18K 徹底分析②~

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?