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滴の教育。枠の教育。
人の育て方には2つ。滴のようにことばをつぶやく。姿ふるまいを見せる。こどもには、ことばがしたたり落ちて、見たことの記憶が溜まっていく。こどもは、内側から、少しずつ、変わっていく。滴の教育。
もうひとつは、枠のおおいをこどもにかぶせる。はじめは、窮屈そうなこどもも、だんだん慣れて、枠を受けて入れていく。枠の教育。
滴か枠か。で、滴の教育の場合は、ことばをしたたらせていく力を、教育者は持てているのか。姿ふるまいで見せられているのか。枠の教育の場合は、これからの時代に求められる枠って何だろう? 単に制服を変えるとか、髪の長さや色の枠をはめるのは、ことばをしたたらせる力を持たない教育者の弱さを示すだけなのかも知れない。