落語後記
先日のロカビリー寄席の報告やら何やらを。
年に一回は出演させていただいております【本郷ロカビリー寄席】。
こちらは、カフェ「ラブミーテンダー」さんと言う素敵な場所で開催される【笑点】のようなイベントでございます。
先日の4月の会は、当方焼酎亭赤兎馬と劇団YAX直線の芝もなこさんとご一緒しましたよ。
赤兎馬の今回のお噺は【天狗裁き】
毎度、動物ネタや人あらざるものネタを師匠の焼酎亭カシスさんより賜りまして、披露させていただいております。
【天狗裁き】は2回目の挑戦。
ループ型の押しの強いネタですが、いろんな人たちが登場して、それぞれの視点での裁きが面白いですよね、このお噺。
天狗といえば鞍馬山。今回は直前まで、東言葉でやるか、上方バージョンでやるか、迷いました。
本郷でやるのなら、江戸っ子かなぁって。
まぁ、結果としては上方ですよ。
なぜか?心の赴くままに言葉が出てきやすいのと、【粋】だと、この【天狗裁き】のおバカな感じが、赤兎馬的には引き出せないと判断したからですな。
そして、もう一つの山場は登場する【奉行裁き】のシーン。
この人の言葉遣い、かっこいいんだけど、難しすぎて、、。
「家主とか町役なんぞと申する者は下々町人どもの鑑(かがみ)とも
ならんければ相成らん者じゃ。それが、たかの知れたる夢の話を聞きたがり、
しゃべらんにおいては家を空けぇなんぞとは不届きせんばん。ほかの町役ど
ももよく承れ、かかる馬鹿ばかしきことにて上多用のみぎり手数をわずらわ
したる段、不届きの至り。きっと叱りおくぞ」
はい、この件ですよ。
なかなか、耳だけでは聞き取れない、意味がわからない部分があり、当日も悪戦苦闘・・・
暖かいお客さまのおかげで乗り切りました。
というわけで、今年はあとどれくらいの高座に上がらせていただけるかは不明ですが、随時お知らせをさせていただきますので、僕関連ののSNSを是非チェックしてくださいませ。
美味しいお話
こちらのカフェ「ラブミーテンダー」にお越しの際はぜひ、エルヴィス・サンドをお召し上がれ!
カロリー度外視ですが、むっちゃ美味しいです!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?