モンスター新入社員をどう対処するか①
人間、生きていて避けられないのが「人間関係」
どんな人でも「合わない人」はいるのではないでしょうか。
今日は最近私が抱えている「人間関係の悩み」について書きたいと思います。
その悩みとはタイトル通り「モンスター新入社員」をどう扱うかです。
ちょっと笑ってしまうかもしれませんが、是非ご覧頂けたらと思います。
◼どんなモンスターか?
初めにそのモンスターのスペックについてご紹介するとしましょう。
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①都内の中堅私大を3年で卒業し、そのまま大学院へ進学
②首席で卒業
③コネで入社(父親と我社の役員が友人関係)
④入社1年目は経理部署に配属
⑤「僕はこんな仕事をするために入社したんじゃない」と役員へ直訴
⑥入社2年目で私の部署へ異動
⑦ちなみに私の部署はどんなに早くても入社5年目以降でないと異動
出来ない
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ざっとこんな感じです。なかなかのスペックですよね。。
ここからは私が一緒に仕事をして感じた彼の特徴です。
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①コミュニケーション能力が極めて低い
→2時間のミーティング中、一言も話さないことも
→1本電話すれば良いものを何時間もかけてメールするなど
②プライドが非常に高い
→新入社員紹介の記事にも上記①②を強調するほど
③特定のことしか興味がない
→口を開いたと思いきや、彼が専攻してきた「政治」の話ばかり
④Going My Way
→人のアドバイスを聞き入れず自分のやりたいやり方を通す
→結果的に期日に間に合わなかった理由を聞くと言い訳&ふてくされる
⑤とは言え地頭は良い
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◼事件勃発の予兆
こんな感じのスペックの彼が私の部署に配属されたのは去年の2月。
新入社員紹介記事での自己紹介文とコネ入社ということくらいしか知らなかった私は、最初は「おとなしい感じの子だなぁ~」程度にしか感じていませんでした。
私は部署でも中堅クラスなので、彼のOJTを名乗り出て2月~3月をOJT期間にすることとなりました。
OJTでやったことはタスクの振り出し、スケジュールの管理。そして毎週金曜日には私ともう1人のグループメンバーの交えて30分ほど対話の時間を設けました。
少しやりすぎかと思いつつも、社会人2年目ということと経理部署と私の部署では仕事のスタイルがかなり違うということもあり、丁寧に指導することに。
3月末にOJTは終わったのですが、彼の要望で30分対話については継続して実施することとなりました。
◼事件勃発
春がすぎ、気温も上がってきた6月。
その日は突然やってきました。
突然、彼から「話したいことがあるので◯日◯時に〇〇会議室に来て欲しい」とのメールが。
オンラインの画面越しに、何となくイライラしていたのは分かっていた私は「ああ、きっと対話について何か不満があるのかな」と薄々感じていました。
いざ、指定された日時に指定された会議室に行くと彼は最初にこう切り出しました。
「今から話すことはあなたにとって不快なことです」
おお、宣言したかと。やっぱりなと。
対話のやり方に不満でもあるのかなと思っていた所、彼から切り出された次の言葉に私が驚きました。
「あなたはいつも離席する時に、イスを出しっぱなし
です!!!みんなそれで迷惑してるんです!!!」
????
イス????
????
「イスもちゃんと戻せない人が、僕の教育係が務まる
と思っているのですか???」
彼はこれまで沸々と我慢していたことを吐き出すかのように、伝えてきました。
正直なところ、想定外でした。
てっきり対話の進め方について不満があったのかと思いきや、そこ???というのが率直な感想です。
確かに、振り返ってみると毎回毎回離席する度にイスを戻していなかったのは事実です。
特にコピーを取りに行くなど、すぐ戻る時はイスは出しっぱなしということは自覚がありましたが、長時間離席する際はさすがにしまっていたと思います。
また、イスを出していたとしてもデーンと投げ出すようなカタチではなく、少なくともこんな感じではと思っていました。
(イメージ)
とまあ、想定外なことを言われ驚きと怒りの感情が沸々と湧きながらも、冷静さを保ちながら
「確かにイスを出しっぱなしにすることはあったと思います。それで迷惑を
かけたのであれば謝ります。ただ、誰にでも完璧なことはないから、間違
うことだってありますよね?わざわざそれを会議室に呼び出して伝えず、
普通にオフィスで『SABAさん、いつもイスを出しっぱなしで迷惑かかっ
てますよ?』と言ってくれたら自分も『あ、ごめんね。気をつけます』で
済むと思うんですよね。」
と伝えました。
心の底では「そんなことで呼び出すな!たいして仕事も出来ないのに何言ってんだこの野郎!!!」と思いながら。
彼は不満そうに私の話を聞きながら、私の話を聞いているんだか、いないんだかという感じです。
「それであれば対話は終了しますか?」と投げかけた所
「分かりません」
おいおいおい、分からないじゃないだろwww
もうツッコミを入れたくなるような回答がありつつも、一旦その場を終了しました。
ここから、私自身の精神状態が少しずつ狂ってくるのでした・・・
(つづく)