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こうして私は騙された!リゾネットの悪夢③(悪魔の誘い)

前回は私をリゾネットの悪夢に引きずり込んだ友人Tの話をしました。

Tから連絡があった日のことは今でも鮮明に残っています。
Tからの連絡はLINEでした。

「ちょっと良い話があるんだけど、会えないかな?」

いきなり詳細を伝えずに会えないかと来たので、不思議に思いLINEで教えて欲しいと返信しました。
そうするとTからは

「出来れば会って直接話したいんだよね」

とのこと。
単純に早く知りたいという思いで、今教えて欲しいと更に返信をすると暫く経ってTより下記のような返信が来ました。

「実はさ、絶対にカタい良い話があるんだよね。SABAさんがチキンなのは知ってるけど、これはカタいし絶対儲かるからさ。詳細は会って話したいんだよね。」

これまで数々の投資を経験したTが「絶対儲かる」と強く言っているのですが、私の中では半信半疑でした。
絶対に儲かる話なんて犯罪の匂いしかしないのでは?といつもの慎重モードに入ってしまい、更に詳細を教えて欲しいとTに聞きました。すると・・・

「あんまりLINEでは話したくないんだけど、リゾート会員権で美味しい話があるんだよね。安く旅行に行けるし、そこから金も入るんだよね。旅好きのSABAさんにはピッタリだと思ってさ。良かったら会って話したいんだよね。これ、マジカタくてで良い話だから。

しつこく聞いてしまったこともあり、直接話を聞く前に判断するのも良くないと思ったことと、ここまでTが強く誘ってくるので一度会って話を聞いてみることにしました。

今思うと、「絶対に儲かる話なんて犯罪の匂いしかしないのでは?」という、いつもの慎重モードに入っていたのにそれを貫けなかった自分を殴ってやりたいと思うほどです。

私は数日後、東京駅でTと会う約束をしました。

つづく

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