(まとめ)日本橋浜町の洪水ハザードマップ
私が住んでいる日本橋浜町は、川や海が身近にあります。現在、住んでいる方、今後住む方にとって、大雨や高潮などの自然災害は気になると思います。
今回は、日本橋浜町エリアのハザードマップをこちらでまとめてみました。
河川エリアなので水深があるエリアですが、江東区や湾岸エリアと比べると、安心度が高いですね。更に歴史がある皇居方面に向って、土地がゆっくり上がっているので、日本銀行や三越の辺りは水害が少ないですね。
■洪水ハザードマップ
中央区では2種類用意されています。1つは「隅田川・神田川・日本橋川」版。もうひとつは「荒川」版です。
「隅田川・神田川・日本橋川版」は、下水処理能力を超えた大雨が降った場合いの浸水予測で、規模の想定は平成12年の東海強雨(総雨量589ミリ、最大雨量114ミリ)としています。
浜町エリアの多くは50センチ以下になりますので、大きな影響はなさそうです。
一方「荒川版」は1000年に一度起こる大雨(3日の総雨量632ミリ)で、荒川の堤防が決壊した場合というダブルパンチの時の浸水予想です。
日本橋浜町は、3m以下や3〜5m以下のエリアが多いですね。荒川が決壊して12時後に浸水が始まると記載されていますので、時間的な余裕はありそうですが、2階や1階で生活している人達は、避難が必要です。
■高潮浸水想定区域図
台風など、想定し得る最大規模の高潮による氾濫が発生した場合に、浸水が想定される区域を示した図です。
ポイントとしては、4つの不幸が重なった場合です。
①我が国既往最大規模の台風(室戸台風級:910hPa)がきて、②東京港に最大の高潮を発生させるような台風の経路で、 ③高潮と同時に河川での洪水を考慮し、 ③最悪の事態を想定し、堤防等の決壊を見込んでいます。
かなり確率が低そうですが、浜町3丁目は1m以下の水深が中心で、1・2丁目は50センチ以下となっております。
東京都では、想定だけでなく、さらに最悪を想定して発表しています。
かなりザックリした図面が公表されていますが、日本橋浜町は、辰巳の基準水位から3.9mの水位となり。(辰巳の基準高さが分かりませんが)日本橋浜町は、2階まで浸水する可能性がありますね。
■浸水実績図
平成12年7月から現在までの、台風や集中豪雨により発生した地下室等への浸水や道路冠水について「区で確認した箇所」及び「区民の方から連絡を受けた箇所」を示したものです。ここ20年は浸水が確認は、日本橋浜町エリアではありません。
■中央区の洪水ハザードマップ
上記の内容は↑の内容を参考に、日本橋浜町エリアを切り抜いています。詳しく知りたい方は、是非ご覧になってみてください。
株式会社関谷健不動産販売 関谷健
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