CCZ BC04 BC02 レビュー 楽しい音のイヤホン #PR
CCZ BC04 はA3000で楽しい音のイヤホン!
CCZ BC04 はCofeeBeansで今も定評のある低音のイヤホンをリリースしているCCZ社の1DD+1BAのハイブリッドイヤホンです。
DDはカーボンナノチューブ振動版(CNT)を利用しており、この価格帯でCNT振動版を採用したイヤホンということでBC02とともに注目です。
今回はEasy EarphoneさんにBC04をご提供頂きました。(BC02は自腹購入しています)
付属品はケーブルと2種3サイズのイヤーピースのみ。
今回はCCZ BC02との比較のレビューも一緒に比較としてお届けします。
かつてのCCZのイヤホン、Emeraldのレビューもしています、BC04もEmeraldみたいに楽しい音のイヤホンです!
BC04音質インプレッション
今回のレビューでは付属ケーブル、付属クリアイヤーピースで試しています。
BC04は箱出しではかなり荒い音に聞こえたのでFiio K7で数時間ピンクノイズでのバーンインを行いました。そうすると荒さが減っていい感じになりました。
全体としての印象は、現代音楽、電子音楽に向いてるかなりご機嫌な音のイヤホンです。
全体の印象としてはドンシャリではありますが、かなり独特な音色のイヤホンですね。
高音域
高音域はBAを追加したBC02というか、音が強くなるではなく質の方がかなり変わって金属質な感じも表現出来ています。カラっとした感じが音に乗ってきます。中音域からここにかけてのBA感の追加がBC04の最大の利き味という感じがします。
中音域
中音域はやや凹みがあり、このイヤホンがV字カーブ的なドンシャリイヤホンであることがわかります。
所々で筐体からの音の感じがプラスチック感がある時があります。
低音域
サブベースのうねるような感じもよく出ています。
弾み混むような低音の弾力感もあります。アタックで、そこはややプラスチック感が乗ってくる場合もありますね(筐体の音)
定位
特に左右マッチは優秀な気がしますが、不思議な定位感で、まるで二つのスピーカーから別々に音が出ていて鳴っているように聞こえる音域(聞こえ方としては楽器の音色が聞こえてくる場所)があります。
そこが音楽だと気持ちがよい感じですが、クラシックなど定位にシビアな楽曲では奇妙かもしれません。
音場
音場は広めですが、定位のところで書いたように、稀に二つの楽器が別の場所でなってるかのような聞こえ方をします。
音場の中の楽器の位置関係が不思議な感じじゃないか、と思いました。
BC04総評
付属ケーブルがよく出来ていると感じました。
付属ケーブルでも音はかなり良い感じですし、楽しめると思います。
適正な音が好みの人はBC02の方が一貫性がある音ですが、BC04は音にさわやかさ、キラメキやコクがあり、音場のことも手伝って、低価格中華イヤホンの面白さを感じられる良イヤホンだと思います。
BC04は高音域のピアノとかの表現がとても好きです!
なおイヤーピースをKBEAR07に変えると音場の奇妙さは結構消失しましたのでイヤーピースとの相性もかなりあるかと思います。
NICEHCK DB02とくらべるとはこれから中華イヤホン入る人で適正な音でハイブリッドがいい人はDB02がいいかも。普通のリスナーならTRN Orca、まず持ってなければTRN Conchを推しますがこのCCZ BC04はとんでもなく楽しい音なので色々なイヤホンに興味ある人は、試して見て欲しいですね。
価格も3000円以下(2700円程度になるクーポンが着いていることも)でこの音は頑張ってます!
ちょっと毛色の違うイヤホンが欲しいって人にはとんでもなくオススメです!
BC04リンク
Amazon
CCZ BC02
CCZ BC02と比べるとデザインはBC02のほうがいいかもしれませんね。
ただし装着感はBC04のほうがウイングサポートがあるので、耳には優しいかも。
BC04は個性が強いですが、BC02のほうが普通の音のイヤホンです。
定位感などに妙なところはありませんし、音像に一貫性があると思います。
個人的にはBC02よりは金属筐体のTRN Orcaがいいかな…と思ってしまいますが、BC02は音場の広さが広く、樹脂筐体と金属FPによる響き方などで違いがあり、OrcaのほうがBC02よりより狭くタイトで、BC02のほうがゆったりしています。
BC02はリケーブルするとかなり化けるイヤホンです。
いいケーブルにつけかえてあげると一段よくなりますね。
画像のBC02はNICEHCK SilverLongというケーブルが刺さっています。