KBEAR ST20 は素直な音色のイヤホンアップグレードケーブル #PR
KBEAR ST20
今回はプロモーションレビューで、EasyEarphones (@hulang9078) さんからの製品提供で、KBEAR ST20 という手に入れやすいアップグレードケーブルのご紹介です。
KBEAR ST20の線材は、22AWG(AWG22=外径0.6426mm 断面積0.3243mm2)の太さの、5N(99.999%) の単結晶銅銀メッキ線で、恐らく4芯のケーブルです。各ワイヤのストランドには 38芯の独立した OFC のシールド層を備えます。(総ストランド152)。
長さは1.25m誤差±1cmで、3.5mm アンバランスと 4.4 バランスのプラグ端子、イヤホン側はMMCX, 0.78mm Recessed(埋め込み型) 2PIN、2PIN-C(QDC)の端子のバリエーションがあります。
JIALAIより気持ち太めですがそこまで大きくは変わらない程度の外観です。
KBEAR ST20 音質感想
イヤホンはMOONDROP Lanで、DACはTempotec Sonata BHD Proで聞いてみました。
曲調はEDMで。
高音域の伸びはほどほど。
中音域はまろやかみがある。
低音のアタックの出方に特徴があるが言語化しにくい。
ただ、ブリブリの低音になる訳では無い。低音はあるが極低音は少なくなるかも、タイトでもない。低音の音情報自体は掴みやすい。
ややふわっとしていて、滑らかな音傾向というふうに感じる。
張り出すポイント、特徴的なポイントはやはり低音の高いところと中音域。
高音域はギラギラした感じはしないが、硬い音はよく表現出来る。
情報量もあがるし、クラスとしてもJIALAIよりちょっと良いくらいのクラスなのでは、と感じた。
Yongse Spideyと比べてみる。解像度に劣るようなことは無いように思う。高音域のギラッとした感じはSpideyの方がやや強い。
低音については量感はややサブベースよりベースによるが、深くまで出せてる意味での伸びは変わらない気がする。
SpideyもST20もボーカルが引き立つケーブルに感じるが、MOONDROP LANと合わせてるせいもあるかも。
ZS12 Pro Xとあわせてみると、高音域が減る感じがあった。
全般的にはOCCで無メッキのような方向。
以上のことから自然な音傾向のケーブルと判断した。
どちらのケーブルも、もともとつけていた、NICEHCKのSpaceCloudみたいに、これいい音だろ!おい!という感じに変化してどのイヤホンでもSpaceCloudのノリにしてしまうような意味で味付けが濃いわけじゃない。
NICEHCK DeepFogとLANの相性が良かったのだが、そのあとにST20を聞くと、やはり少しエッジが柔らかいと感じる。
静けさの部分や生音のふくよかさとか、価格を考えるとST20凄く良いという事が言えると思う。
いずれにせよ前回のKBEAR ST18よりもナチュラルな傾向だと感じた 。
ST20は元々素性が良いイヤホンをナチュラルにアップグレードしたいけどもそんなにお金は掛けたくない人には向いていると思う。
昔のケーブルだけどKBEAR Rhymeとかも好きだった人はこれも好きかも知れない。
KBEAR ST20のお買い求め
Amazonにて 3999円 (40%オフ)で販売されています。ST20の普段の価格が2500円くらいならかなりいいケーブルだと感じます。
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