
Yongse Violetは基本に忠実なオーソドックスかつ滑らかな音で見た目にもこだわりたい人向けイヤホンケーブル #PR
Yongse Violetイヤホンケーブル レビュー
Yongse Officialより#PRでご提供いただいたYongse Violetは、グレード的にはSpidayや1947と同等、もしくはワンランク上の位置づけとなるケーブルです。銀メッキの高純度OCCと銀メッキ高純度単結晶銅という素材構成が特徴です。
TRN ConchにYongse Violetを装着して試聴してみました。美しい外観は複雑な模様で線の太さが分かりにくいものの、Yongse 1984よりも若干太い印象です。


Yongse Violet 音質の特徴
低音域: やや引き締まり、タイトな傾向です。量感はそこそこですが、質の高い低音を表現します。低音部も分解能や分離感の向上が感じられます。
中音域: Conch特有の中域の硬さが軽減されており、中音域には柔らかさが加わります。
高音域: ギラつくことなく伸びやかに表現されます。KBEAR Glintなどと比較すると、より純度の高い線材を使用していることが分かります。KBEAR Glintの方が純度に起因しているのか、高音域がより強調される傾向でした。
余韻・空気感: 低中域を中心とした余韻の広がり方が特筆すべき点です。上品な余韻感が心地よく、音楽の表現力を高めます。この余韻や空気感の増加は、高音域主体ではなく低中域から生まれているようです。
全体的な印象: 基本的には銀メッキOFCではなくOCCの音質傾向と言えるでしょう。
ベストセラーケーブルであるJIALAIのJLY2を少し良くしたような音質と考えると、イメージしやすいかもしれません。
Yongse Violet その他スペック
線材:銀メッキ高純度OCC、銀メッキ高純度単結晶銅
音質傾向:低音タイト、中音柔らか、高音伸びやか、上品な余韻
比較対象:Spiday、1947、KBEAR Glint、JIALAI JLY2
外観:複雑なデザイン、1984より若干太い
推奨ポイント:音質だけでなく見た目で選ぶのも良い選択肢。上品な余韻感を重視する方におすすめ。
Yongse への要望
QDC端子も基本的な選択肢として提供して欲しいとのことです。製造に時間がかかっても良いので、選択肢が増えることを期待されています。
Yongse Violet 総評
Yongse Violetは、高純度な線材を使用したことによる高音質が魅力のケーブルです。特に低中域の表現力と上品な余韻感は特筆すべき点です。
音質だけでなく、見た目を重視する方にとって魅力的な選択肢となるでしょう。
JIALAI JLY2をより洗練させた音質と考えると、イメージしやすいかもしれません。QDC端子の選択肢は現状でもメッセージを入れることで対応が可能とのことですが、販売ページでの選択が可能になることを期待したいです。

Yongse Violet 販売ページ
Yongse VioletはAliexpressにて販売されており、価格は2025年1月26日現在の参考価格で11,828円。コード「OGK7JJ9VT6XB」を使用することで6,221円 となります。
YongseのケーブルはJSHIFIやNICEHCK、KBEARといった競合に対して「コスパ」という意味ではいま一歩な感じがしていますが、適切な価格で適切な品質の商品を提供してくれるメーカーには間違いありません。
いいなと思ったら応援しよう!
