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CCZ DC01 Proは珈琲豆とは別物な音ながら、音のレンジを広めた楽しい音のリファイン版イヤホン #PR


CCZ DC01 Pro 

CCZは今までも聴き心地が独特で軽妙なイヤホンを出してきています。

そのなかでもCCZ CoffeeBean(DC01)「珈琲豆」というイヤホンは安価な価格で、独特の低音表現があって聴きごたえがあり、外観も深入りコーヒーの豆のようで、人気を博したイヤホンです。

今回のDC01 ProはそのCoffee Beanの「Pro版」の立ち位置の型番が与えられており、箱にもUltra Bass Super Powerと書いてありますね。

CCZの特許であるウイングサポートもあり

CCZ DC01 Pro 音質傾向

箱出し一発目の印象としては、Coffee Beanの後継というより、DC01 ProがBC02のアンダーバージョンという聴き心地です。Coffee Beanより暖色感は薄れ、レンジが広く、ソースに対して万能で現代曲寄りになっている感じがしました。

解像度はDC01 Proの方が高く、Coffee Beanが好きな人には高音が出過ぎていると感じるかもしれません。

Coffee Beanの良かった点は、暖色かつ低音の押し出しが前に出てくるところです。DC01 Proは、CCZ Emeraldに近い印象を受けました。

Coffee Beanの良さを踏まえて、DC01 Proがそのアッパーバージョンだと思って購入すると、期待とは違うかもしれません。

ドライバの質や筐体の響きの適切さの感じ、という意味ではCCZ BC02の方がおなじ1DDで比べるなら音の質感や筐体のビルドも良いですが、DC01 Proも音の面白さには見どころがあり、中音域の感じはCCZ BC04にも通じる「音の小気味の良さ」が感じられます。単にBC02の下位版というわけではなさそうにも思います。

リケーブルは必須です。元のケーブルでは高音域がかさつき感が強く、良い音に感じませんでした。

Coffee Beanに比べて、よりワイドレンジでありながら、プラスチック筐体の響きを生かした楽しい音になっていて、筐体の一部に金属を使用したCCZのBC02やBC04とも違ったキャラクターを確立しています。
DC01 Proの響きはプラスチック筐体のもので、付帯音も少なからずありますが、それ込みで味となっています。
全部樹脂なZSTxなどとも違う感じなので、意図的に共振するポイントを作っておもしろさにしているのかもしれません。

低音域は押し出しがあり、中音域は筐体の付帯音や響きが乗ってきて面白く感じます。高音域はCoffee Beanよりも伸びています。

個人的には、CCZの今のラインナップからBC04を特におすすめします。

ただし、安価なイヤホンとしてDC01 Proは独特の音質感があり、いろいろなイヤホンをコレクションしている方には楽しい一本となるでしょう。「何か安くておもしろい音のイヤホンがないかな~」という人におすすめです。筐体の振動も生かした、プラスチック筐体らしい小気味の良さがあります。低価格1DDはずいぶん良くなりました。

ともかく、Coffee Beanと同類の傾向だと思って買わない方が良いです。別物としての面白さがあります。Super Powerやベースの強さは感じませんが、面白く気持ちの良い音で、正確な音ではない、軽妙洒脱な音というCCZの伝統は引き継がれています。

CCZ DC01 Pro お買い求め

今回のCCZ DC01 ProのレビューはEasy Earphonesさんのご提供により実現しました。感謝申し上げます。音質に対する言及に忖度はありませんことを申し上げます。

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