シンガポール人ラッパーYung Rajaや、台湾の電子音楽について
久々のnote更新。最後の投稿が2021年2月だったので、もう1年以上経っているとは…。イギリスでは今年からコロナ規制が撤廃されたり、世界の動きとしてはwith-covidに以降しつつあるのが感じられますね。昨年はというと、家で過ごす時間も多くて、遠出もしていなかったんですが、台湾の仲間たちとはオンラインで密に連絡を取り合って、リモートで仕事もしたりしてました。
そんな巣ごもり生活の中でも、幾つかメディア露出もありました。まず、ananの1月13日号「私的NEXT。」ではアジアンポップスコーナーを担当して、一押しのアーティストを3組紹介しました。その中でも特に注目しているのが、シンガポール人ラッパーのYung Raja。英語とタミル語を織り交ぜたマシンガン・ラップが特徴で、奇妙奇天烈なMVや本人のファニーなキャラも含めて、強烈な存在感を示してます。
ジミー・ファロンのTonight Showのコーナー「Do Not Play」(視聴者に聞かない方がいい曲を紹介する)で楽曲『Mami』が紹介されたのにもびっくり。「mami, mami…」をひたすら繰り返す箇所があって、それが嘲るような形で紹介されていたので(ジミーはコメディアンなのでこれが芸風とも言える)、決してポジティブに受け取られているわけではないのですが、Yung Rajaは「これは私たちシンガポール人のみならず、東南アジアのアーティストとして大きな勝利」とポジティブに捉えているよう。そんな器のデカさも素敵ですね。
あとは、J-WAVEのSONAR MUSICにも出演して、台湾の電子音楽について色々とお話しさせていただきました。MIkikiでもインタビューしたSonia Calicoさんや、原住民のルーツを持つABAO、台湾HIP HOPシーンの草分け的存在であるJerry Lo(羅百吉)など、黎明期から現在まで網羅的にご紹介できたのがよかったなと。こちらはSONAR MUSICのnoteに記事化されているので、是非見てみてください!