リノベの仕様書(オシャレハシゴVer)
今回も狭小系ロフト付きワンルームのリノベ。
ロフトへ上がるのに、階段収納キットを活用した事例を前回はご紹介してみました。
あの階段キットは、設置するだけで収納も増えるし、利便性がグッと向上するし、良いことばかり…のように見える反面、そこそこの設置面積が必要なのと、何よりコストが大きめです。
コストをもうちょい抑えめにしつつ、見た目にも尖らせて入居者さんの利便性を向上させたい…。そんなところから試してみたのが今回のトップ画のお部屋。
購入直後のビフォー写真が↓こちらです。(一棟の中のいくつかの空部屋:ほぼ同一仕様を適当に貼ってます。)
お部屋によって程度の差はあれども、どの道それなりに手を入れるつもりだったので、若干の綺麗・汚いは結構どうでもよいのですが、私が一番イヤだったのは、1-2枚目の写真です。
玄関を開け、居室の扉を開いた瞬間に
【目の前を塞ぐハシゴ】。
■間取的に仕方ない形、というか似た狭小系だとよく見かける形ですが、ドアを開けたら真っ直ぐ入りたいじゃないですか。
■いきなり行く手を阻まれるとなると、動線・使い勝手が悪いじゃないですか。
■いざ賃貸で案内するにしても、ドアを開けたら素敵な空間を広げたいじゃないですか。
それなのに、目の前を塞がれる…。
「何とかしたい。」
そんなところから実行したプランニングの結果…
こうなりました。
玄関から貼ってみますね。
尚、やや男性向けVerがこちら。
また、後追いで一部屋空きが出たので、そちらも似た仕様で施工依頼したのですが、ちょっとだけ変わりました。
変わった場所は…
・
・
・
ハシゴの支え(下地)です。
前回は補強の板を見える形で入れてあったのですが、今回は壁紙の下地に入れ込むことで、見た目にはよりスッキリ仕上がりました。
どう?映える?
さて、実際の運用ですが、通常のロフト梯子よりも、昇降時にはより注意が必要、最低限の体力も必要なことは言うまでも有りません。
施工してくれたリノベ業者さんや、管理会社の担当者さんも、「高齢の方などは難しいかも、お客様を選ぶかも」という話はしていたのですが、そもそもロフト付狭小な時点でその顧客ターゲットは無理があるので、気にせず実行。
結果、今現在満室稼働中(一部屋自用で倉庫利用)です。
油断できない昇降方法であることが顕著に分かっているせいか、今の所は事故報告もありません(ボルトが緩むと怖いので、お願いだからこれで懸垂とかしないでほしいです)。
こちらの『お家賃が163%アップした物件』の施工業者さんへの依頼書と、見積もり・請求書実例は下記サポート様(有料)コーナーにて。
(見積もり含めちょっとボリューム多めです。)
クソ物件オブ・ザ・イヤー2020で思うほどバズらない寂しさをぜひnoteでサポートして頂けると嬉しいです。
ここから先は
¥ 550
Amazonギフトカード5,000円分が当たる
こちらは執筆及び不動産投資の糧になります!