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得意なことが自信につながっている
新年最初のレース「2025選抜女子駅伝」で、
2年連続区間賞、区間新記録を
更新して見せた佐々木梨七選手。
相性の良い下りコースで、
自身の力を発揮した彼女ですが、
「集中力を養っていきたい」と、
今後の課題を話します。
なんで走れたのか自分でもびっくり
2025選抜女子駅伝北九州大会で、
4区(3.8㎞)を走った佐々木選手。
先頭から32秒差、全体3位で襷を受けた彼女は、
最初から飛ばして、800m過ぎで2位立命館宇治を抜き去ります。
「前半は少し上りがあり、後半は下りのコースになっているので、とりあえず最初の上りだけ頑張って、あとは流れに身を任せよう。そう、考えながら走りました」
そのままの勢いで、トップを視界に捉えた佐々木選手は、
下りを利用して2.7㎞地点で追い付き、先頭へ。
32秒差を一気に巻き返す見事な走りを見せ、
11分33秒の区間1位で、5区へと襷をつなぎました。
去年、自らマークした区間新を、自分で塗り替える
2年連続の区間新。好成績の理由を彼女は、
「自分でも驚いた」と話します。
「下りコースは得意なので、それが自信になっているのかなと思います。今年初レースで駅伝も久しぶりでした。そのため、現状の確認と、駅伝などのロードでどれくらい走れるのか力試しのレースでした。正直、あまり良い状態ではなく、昨年のような走りは無理だと思っていたので、なんで走れたのか自分でもびっくりしました(笑)」
冬季の練習で集中力を養いたい
結果的に積水化学は、一般の部3位でフィニッシュ。
この結果を受けて佐々木選手は、
”個人が力をつけなければいけない”と感じています。
「昨年と比較するといい流れのレースができたと思います。しかし、若手だけだとまだ優勝するには程遠いと感じたので個々の力をつけていかなければいけないと感じました」
自分の中でも、去年の反省から、
今年は一つひとつの試合を大切にしたいと
考えている佐々木選手。
そのために、この冬の練習を
有効に活用したいと考えています。
「昨年はトラックレースには出場しましたが、ほとんどのレースが中途半端で納得できず終わってしまいました。そのため、新年最初のレースは納得できるような内容にしたいと思っていました。しかし、試合に向けての調整や集中力など準備できなかったので、結果は良かったですが、合わせようとして合わせられなかったのは課題だと感じています。試合で集中力がすぐに切れしまうので、冬季のボリュームのある練習で集中力を養っていきたいと思います」
チームの中でもベテランとして、
自身が若手を引っ張る存在と
ならなければいけない佐々木選手。
彼女の成長が、チーム全体の底上げにつながります。
文:守本和宏/ナノ・アソシエーション
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