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若手中心メンバーで一般3位【2025選抜女子駅伝北九州大会】
実業団・大学・高校のチームが集結し、
同じコースを走る選抜女子駅伝北九州大会。
総距離27.2㎞を、一般(実業団・大学)は5区間、
高校生6区間で走るこの大会は、
今年で36回目の開催となります。
積水化学は、
1区(5.3k) 松本明莉選手、
2区(3.8k) 道下美槻選手、
3区(3.9k) 山賀瑞穂選手、
4区(3.8k) 佐々木梨七選手、
5区(10.4K) 荒井優奈選手
の若手中心のメンバーで大会に挑みました。
序盤から上位でレースを引っ張る積水化学
1/19(日)、レースは小倉城歴史の道をスタート。
アップダウンの多い1区は、全体が集団で始まり、
中盤から少しずつ縦に長くなる展開。
松本選手は集団5番手あたりにつけ、
勝負のタイミングをうかがいます。
区間終盤で松本選手は、「残り1㎞で思い切り行く」と
言っていた通りにスパート。
勢いに乗って走り切り、17分07秒で一般の部トップ、
区間賞獲得の全体3位で、2区へ襷を渡しました。
2区に入って早々、道下選手は500m程度で
一気に2人を交わし先頭へ。
後方から迫る京セラ、神村学園の外国人選手2名に
1.4㎞地点で追い付かれるも、粘りの走りを披露。
京セラ アグネス・ムカリ選手に
5秒遅れ程度で持ちこたえ、我慢の走りを見せました。
残り300m、必死に脚を動かす道下は、
最後まで集中を切らさず。
先頭と6秒差、11分36秒の全体2位で、
3区へ襷を渡します。
4区 佐々木選手が2年連続区間新更新
区間大半が上りというタフな3区を走るのは、山賀選手。
1位京セラを追いますが、なかなか差はつまらず、
中盤で少しずつタイム差が拡大。
区間後半も巻き返せず、中継所直前で1チームに交わされ、
先頭から32秒差、全体3位で襷を4区へつなぎます。
4区の佐々木選手はスタート直後から飛ばし、
500m程度で2位 立命館宇治に追いつくと、
下り基調の4区で一気に飛ばして、2.7㎞地点でトップへ。
先頭との32秒差をひっくり返す素晴らしい走りで、
後半もスピードをキープ。
そのままトップで、アンカーへつなぎます。
2位京セラとの差を18秒にまで拡げる力走。
区間1位の11分33秒と、去年の自身の区間記録を、
さらに更新する走りを見せました。
一般3位フィニッシュ。各個人で収穫と課題
最長区間10.4㎞のアンカー、5区は荒井選手。
トップで襷をもらった荒井選手ですが、
少しずつ後方から選手が迫り、
4km通過地点で、2位神村学園との差は約8秒に縮小。
そのまま神村学園が全体トップに立つと、
5.9㎞地点でアンカーに切り替わった神村学園が、後半まで先頭をキープ。
実業団は積水化学がトップ、京セラ、シスメックスと続きます。
終盤、必死に走る荒井選手ですが、
残り約2㎞地点で遅れはじめて、全体4位へ。
最後は大阪薫英にも抜かれ、全体6位でフィニッシュ。
最終的に積水化学は、一般の部3位、
1時間29分18秒の記録となりました。
昨年のクイーンズ駅伝メンバーを外れた5人の選手が襷を繋ぎ、
1区松本選手、4区佐々木選手の二人が区間賞を獲得。
レース終盤まで優勝争いを演じた積水化学は、
それぞれに収穫と課題を見つけた大会となりました。
また、ここから各個人の2025年の挑戦が始まります。
【大会結果】 ※カッコ内は(区間順位/通過順位)
1区(5.3k) 松本 明莉 17分07秒※区間賞(1位/1位)
2区(3.8k) 道下 美槻 11分36秒(2位/2位)
3区(3.9k) 山賀 瑞穂 13分15秒(5位/2位)
4区(3.8k) 佐々木 梨七 11分33秒※区間賞・区間新(1位/1位)
5区(10.4K) 荒井 優奈 35分47秒(7位/3位)
文:守本和宏/ナノ・アソシエーション
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