今まで史上、一番いい自分/道下美槻②
夏からの積み重ねで、
着実に力をつけていった道下美槻選手。
その成果もあり、11月のクイーンズ駅伝は
万全の状態で迎えられました。
しかし、メンバーには入れず。
その経験は、さらに彼女を強くしています。
今までで1番良い状態で迎えた駅伝
最終的に、実際にクイーンズ駅伝を走る
6人のメンバーに入れなかった道下選手。
ですが、レース直前まで合宿にも帯同し、
良い動きを見せていました。
層の厚い積水化学の中で、メンバーを
勝ち取る難しさを本人も感じています。
「結果的に7番目でギリギリ走れなかったんですけど、私としては“今までで1番良い状態”で駅伝を迎えられた、と思っています。ただ、その状態でも6人に入れなかったので、やっぱりもっと力をつけなければいけないんだな、と思いました。でも、今まで史上一番いい状態に持ってこれたのは自信になりました。来年は“今以上に良い状態”を持ってこれるようにして、次こそメンバーに入りたいと思っています」
日本代表を経験してきた各選手たちの、
競技との向き合い方も、
参考になるものがありました。
「練習を見ていて、やっぱりみんな強いなと思いましたし、『本気で優勝を狙っているチームはこれだけすごいんだ』って思いました。あと、みんなオンとオフの切り替えがすごい。栄養士さんが美味しいご飯作ってくれて、それをみんなで一緒にワイワイ食べるんですけど、練習の時の集中した雰囲気と全然違っていて、徐々に高まっていく緊迫感なども感じられました」
すごく良い環境で練習させてもらっている
最終的に2位となった
クイーンズ駅伝を受けて、
道下選手は「自分が優勝に貢献したい
気持ちはより強くなった」と言います。
「ベテランの選手、長く積水化学で走っている先輩たちの姿を見たら、2連覇を獲りたかった思いをすごく強く感じました。来年は自分が走って優勝してやるっていう気持ちは、さらに強くなりましたね。改めて、自分がチームに貢献したいと、すごく思いました」。
ルーキーイヤーの様々な経験を通して、
充実した環境に支えられている今は、
これまで以上に、結果を出さなければいけないと、
自分自身で感じています。
「あっという間の1年でしたけど、学生の時より、すごく良い環境で今は練習させてもらっているので、だからこそ、結果にこだわりたい。そういう思いは強くなりました。周りの人がここまで協力してくれるから、私もちゃんと期待に応えなければいけない。より陸上に真剣に取り組むようになりました」
と、一年を振り返って答えます。
会社に出社したら「毎回違う人が声をかけてくれるので、
多くの人が応援してくれてるのをすごく感じます」という道下選手。
「みなさんのために、より一層頑張りたいなと思うことが多いので、応援してくださる方のためにも、自分の目標を叶えられるように頑張りたいです」
新しい環境で得た会社とのつながり、
応援してれる従業員のみなさんの絆を、
新たな力に変えて、彼女はまた、
今まで史上一番の自分を目指して進んでいきます。
文・写真:守本和宏/ナノ・アソシエーション
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