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他チームを突き放すつもりで頑張りたい/佐々木梨七②

今シーズンに入って、好調を
キープしている佐々木梨七選手。
日本選手権出場、ホクレンでは
3000m自己ベスト更新。
昨年は怪我に悩まされましたが、
今年は順調に結果を残しています。

「今年はあまり怪我をしなくなって、すごく充実してるように感じています」と、本人も手ごたえを感じています。

真剣勝負の経験

佐々木選手は、今年でチーム在籍3年目。
昨年のクイーンズ駅伝優勝から、
ここまで良いコンディションをキープ
できていることが、成長の理由のひとつです。

「去年は駅伝には合わせられましたが、それ以外は、ほぼ怪我していたような印象です。個人的には、駅伝優勝をきっかけに、それ以降はほぼ怪我もせず、大きな大会である日本選手権などにも、少しずつ出られるようになっていきました。良い流れの中で順調に走れていると思っています」

各個人の成長によって、
積水化学女子陸上競技部自体も
より高いレベルに向かって
いこうとしています。

「チームで見ても、日本選手権などに出場した選手の数が去年より多いので、少しずつレベルアップできていると感じます。今はまだ、多くの選手が入賞するなどの結果に結びついていませんが、真剣勝負の場を経験できる選手が増えるのは、すごく良いことだと思っています」

信頼してもらえるのは嬉しい

迎えた3年目の目標は、
タイムにこだわること。

「ここからしっかり練習を積んで、駅伝前後には5000mの自己ベストを出したいと思っています。目標は15分20秒。夏前までにセカンドベストくらいを出せれば、夏合宿で頑張って、秋には出せるタイムかなと考えていました。でも、ホクレンがあまり良くなかったので、少し高い目標となっています。ただ、それだけのタイムで走れば駅伝でチームにも貢献できるかなと思っているので頑張りたいです」

思い返せば、昨年11月のクイーンズ駅伝。
積水化学、初優勝。ゴールテープを
切ったのは佐々木選手でした。
野口英盛監督から「あの展開であのコースなら、
佐々木であれば安心して任せられる」という
信頼を得ての抜擢。
地元仙台の走り慣れたコースで、
大役を果たしました。

その信頼をこれからも継続していきたいと
本人も感じています。

「そういう形で監督から信頼してもらえるのは嬉しいですね。下り基調のコースが自分の走りに合っていたのもありますが、実力的にも安心して区間を任せてもらえるような、存在になっていけたらと思います」

他チームを突き放すつもりで頑張りたい

これから駅伝2連覇に向けて、
よりチームの結束力が必要になります。

「力をつけるとか練習面もすごく大事ですが、チームの雰囲気が悪くなると、 練習などにも影響が出てしまう。そういったチームの一体感が駅伝に向けては本当に大切」

「クイーンズ駅伝は去年優勝しているので、2連覇を狙うためには、他チームに負けないように頑張らなきゃいけない。他チームを突き放すつもりで、やらなければダメだなと思っているので頑張ります」

成長を続ける佐々木選手のこれからに、
ご期待ください。


文:守本和宏/ナノ・アソシエーション
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