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活力を与える姿と過程を、結果で示す/木村友香③

8月から積水化学に移籍し、
練習を初めて約1カ月半が経った木村友香選手。
最初は怪我を抱えての合流でしたが、
今は負傷も癒えて、次のステップへの
計画を進めているところです。

“スピードに対する余力度を磨く”

ひとまずは、自分の身体と向き合うこと、
自分のベストパフォーマンスを出せる準備を、
今は整えているところです。

「まずは5000mで、自己記録更新を狙うことが、今年の一番の課題と目標です。そのタイミングは冬、12月あたりの試合で狙えるように、今は準備しています。8月は、怪我をしてからTWOLAPSに合流する形だったので立ち上げ段階でしたが、8月・9月・10月で中距離的なスピードに一度フォーカスして、“スピードに対する余力度を磨く”をテーマに、秋以降の試合は出場していくつもりです」

その後に目指すのは、より大きな目標です。

「最終目標としては、パリ五輪を5000mで目指したいです。出場するための方法は色々で、ポイントランキング制で色々な試合に賢く出てポイントを稼ぐ方法もありますが、私自身は今、ポイントも全然ない状態。ただ、標準記録を切って大会に出場しないと、2019年の世界選手権と同じ経験になるのはわかりきっているので、しっかり5000mの参加標準記録を切るの直近の目標です。その先にバリ五輪があればいいなって、今は思ってます」

切磋琢磨がある場所

この環境で、さらに上を目指すことができると、
木村選手は確信しています。
新しい仲間の存在も、自信にとっては、
新たな指針や刺激です。

「チームメイトも今まで争ってきた選手ばかりですが、ここに来て、それぞれが目指すものに対して真正面から向き合っている姿を、日々感じています。私が少し悩んだり、課題に考えていることを相談した時にすごく丁寧にアドバイスをくださったり、 ”切磋琢磨がある場所”だなって感じています」

だからこそ、自分自身も新しい環境で、
より良い関係性を築いていきたい。
みんなに対して、優しく、
刺激となる選手でありたいと、木村選手は考えています。

「移籍を発表してから、積水化学を応援してくださる方々や、私個人を応援してくださる方から、『積水での走りを楽しみにしてます』とか『チームに来てくださってありがとうございます』などのコメントをいただいて、純粋に嬉しかったです。今年はしっかりと個人の試合で、従業員の皆様にも活力となるような姿と過程を、結果で示していけるように頑張っていきたいと思います」


新たな一歩を踏み出した木村選手。
これからも、その過程と走りで、
自分のやりかったことを表現できるように。
全力で目の前のレースに、挑んでいきます。



文:守本和宏/ナノ・アソシエーション
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