乗り越えなければいけないこと
今年も、9/23~25まで
行われた全日本実業団陸上。
毎年、秋口に行われるこの大会は、
冬の長距離シーズンに向けた力試し、
課題を洗い出す機会でもあります。
積水化学女子陸上競技部の選手たちも、
数人は厳しいレースが続きました。
でも、それはまた
強くなるために必要なステップ。
一歩先に進むために重要な過程です。
ベストを探して
1500mに出場した卜部蘭選手は、
途中まで先頭を走るも、終盤で失速。
果敢に上位を目指しましたが、
4分18秒39秒の11位で終わりました。
レース後には、
「最後に1回(ペースを)上げられたらという感じでしたが、切り替えられませんでした。ラストも全然上がらなかったので、 どれだけ余裕を持って最後を迎えられるかが、変化に繋がってくるなと、今日はすごく感じました」
と、終盤までのレース展開について
課題を口にします。
それもまた、これからより良いレースを
するために必要なステップだと、
本人は話します。
「今はベストが何か色々と試しているところです。今回は思ったより力を使ってしまったのが、後半に響いてしまいました。次の世界選手権に向けて、大会一つひとつが世界ランキングに関わってくるので、順位とタイムを狙っていきたいと思います」
生まれた焦り
佐々木梨七選手は、
初日の10000mと5000mに出場。
特に10000mは厳しい試合になりました。
レース前の感触を
「夏に走り込んだので、自己ベストが出せると思っていました」
と話す彼女ですが、激しい雨中でのレースに苦戦。
周りの選手たちに圧倒されて、途中で
気持ちが切れてしまったと言います。
「どこかが痛くなったとかではないのですが、周りの選手の息遣いだったり、レース展開にのまれてしまって、焦りが大きくなり、足が動かなくなってしまいました」
と話します。結果は35分31秒83の30位。
5000mも
「きつくなった時に後ろから抜かれ、離れてしまい自信がなくなってしまいました」
と、2つとも課題の多いレースになってしまいました。
それでも、
「国体の後の合宿で、もう1回体を作り直して、スピードとか全部含めて、改めて仕上げていきたいと思います」
と再出発に向けて、前を向きます。
みんなで努力しながら
森智香子選手もまた、これから駅伝に向けて
チームワークが大切だと言います。
「今後もチームの選手たちみんなで出るレースもあると思うので、駅伝のことを考えつつ、みんなで切磋琢磨しながら、最後に自分の強みも出して、クイーンズ駅伝では連覇を狙っていきたいと思います」
それぞれの課題を克服するため、
また日々の努力が始まります。
文:守本和宏/ナノ・アソシエーション
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