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強い先輩方に負けないように
1/19の選抜女子駅伝北九州大会。
1区を走った松本明莉選手にとっては、
高校時代を過ごした福岡でのレース。
区間賞を獲得に、
「一度走ったことのあるコースで、
特徴や勝負どころも理解した中、走れました」
と自信を深め、春先のレースに
つなげたいと話します。
いい流れを作ることが一番の目標
1区(5.3km)を走った松本選手は、
まず小倉城歴史の道をスタート。
前半は集団で走る展開となり、
中盤以降、少しずつ集団が縦に長くなると、
松本選手は5番手あたりにつけて、
勝負のタイミングを見定めます。
「前半は落ち着いて集団の流れを見ながら、ラスト勝負にきちんと対応できるように意識して走りました」
そして終盤、残り2kmで
抜け出したのは山田高校(高知)。
これに対して冷静に対処した松本選手は、
「残り1㎞で思い切りいく」との言葉通り、
1㎞を切ってからペースアップ。
2位集団を抜け出し、先頭を追いました。
最後まで追いかけましたが僅かに届かず。
トップに8秒遅れの全体3位、
一般チームとしてはトップの区間賞で、
2区へ襷を渡しました。
自身も、この走りに関して評価しますが、
チームは最終的に一般の部3位(1時間29分18秒)。
改めて思うところがありました。
「1区としてチームにいい流れを作ることが一番の目標だったので、その点に関しては達成できたと思います。優勝したい気持ちはあったので、積水化学として強い先輩方に負けずに、若手の自分達もより力をつけたいと思いました」
家族やコーチなども応援に来てくれた
福岡の筑紫高校出身の松本選手。
このレースが、福岡で行われたのも、
彼女にとって結果につながる
ひとつの要因になりました。
「高校時代お世話になった方や地元も近いので、家族や指導してもらっていたコーチなども応援に来てくれたので力になりました。一度走ったことのあるコースで、コースの特徴や勝負どころもある程度理解した中走れたので、不安要素もあまりなく集中して走れました」
新年初戦となった今回の駅伝。
彼女自身にとってもこの結果は、
ひとつの成果になりました。
あとは、この経験をどう、
実際の成長につなげていくかです。
「年末から状態も上がってきていたので、このレースでいいイメージを作って、今後に向けていいスタートを切りたいと思って走りました。練習の力をきちんと発揮できたこと、区間賞を取れたことは、とても自信になりました」
冬のトレーニングも、目標は明確です。
「1レースずつ結果を積み重ねていけるように、まずは次の10㎞のレースで納得いく走りができるようにしたいです。それに向けて距離など増やしていって、春先からベストを狙っていけるよう、足作りを行いたいです」
より成長した自分でいられるために。
松本選手にとっても挑戦の一年が始まります。
文:守本和宏/ナノ・アソシエーション
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