小さな努力が生む、大切な価値
選手が提供できる価値。
それは競技の結果だけではありません。
目の前の人、一人ずつと向き合い、
誰かを笑顔にすること。
自分が何をすれば、
相手に貢献できるのか、知ること。
そこから生まれる学びや繋がりは、
きっと競技でも人生においても、
本人の財産となるはずです。
一年の活動の集大成
2023年度、1年を通して社内向けに
運動イベントを企画・開催してきた
積水化学女子陸上競技部。
皇居ランなど小規模なものから、
遠征後に近くの事業所を訪問し
健康促進企画を行うなど、中規模のものまで、
様々なことに取り組んできました。
そして、迎えた3月10日。
1年の集大成として開催されたのが
積水化学京都研究所の体育館での健康イベント。
従業員と家族を含めた約110人が参加、
選手もほぼ全員出席と、大規模な企画です。
おかげさまで、募集をかけて
3日で満席となったイベントは
京都府以外、遠くは愛媛からの参加者もいたほど、
盛況なイベントになりました。
次の日、筋肉痛になるぐらい楽しかった
当日は午前中から集まり、2時間の中で、
『動き作り+25mタイム測定』『ヨガ&ストレッチ』
『ゆるラン』と、3グループに分かれて進行。
30分ずつのメニューを、それぞれ回ってもらい、
最後は講堂でのプレゼント抽選会とサイン会、
という内容になりました。
事務局として動いていただいた
積水化学京都研究所の久田裕子さんは、
「すごく盛り上がって、本当に充実した
一日になりました」と感想を話します。
「当日、けっこう寒かったんですけど、みなさんめっちゃ楽しそうでした。汗だくになりながら取り組んで、次の日、筋肉痛で『もう動きたくないです』といった社員までいましたね(笑)」
話しやすい山賀さんのファンに
おかげさまで、大好評で終わったイベント。
実際に交流を深めた中、改めて大事に思うのは、
参加者の気持ちに寄り添うことです。
小さなことだけど、選手の胸に名札をつけて、
呼びかけやすくしたこと。
漢字がわからないかもしれない子ども向けに、
名前にフリガナを書いたこと。
「選手のみなさんは憧れの存在ですけど、胸に名前が書いてあると『○○さん』と話しかけやすい。みなさんから優しくしていただいて、みんな嬉しがっていました(久田さん)」
人気が高かったのは、やっぱり大スター新谷仁美選手!
かと思いきや、メンバー全員、満遍なく人気。
その中でも、山賀瑞穂選手が
参加者さんの名前を覚えて、
実際に名前で呼んでいたこと。
SNSのコメントでは「山賀さんがすごく話しやすくて、
一気に推しになりました」などの声もありました。
仮に競技の露出が少なくても、ファンを増やし、
陸上競技部の存在価値を知ってもらう。
そんな狙いをもって取り組んだ
この企画としては
大成功のイベントになりました。
改めてこういった活動は意義があると、
久田さんは感じたと言います。
「その会社に所属していながら、 意外とお互い知らなかったり、社員同士知らなかったりするのは、もったいないなと思っていました。でもこういった企画を通して、社員同士も交流できたり、選手の皆さんが”ちょっと遠い存在”ではなく、”ちょっと近い存在”になる。社員として、普段から活躍を誇りに思っている選手に、実際に声で伝えらる機会はすごく大切だと思いました」
競技ではもちろん、
その他でも挑戦を続けて、
誰かのきっかけになれるように。
積水化学女子陸上競技部は、
来年度もまた、様々な企画を通して、
自分たちが貢献できることを
探し続けていきます。
文:守本和宏/ナノ・アソシエーション
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