日記2023.03.25

中学生の時に何か悪いことをして先生に怒られた。何をしたかは覚えていないが、きっと掃除を真面目にやらなかったとかそんなことだろう。
罰として校庭の掃除をすることになった。黙々と職員玄関の前を掃除していると教頭先生が通りがかった。教頭先生は私が自主的に掃除していると勘違いして「掃除ご苦労様。ご褒美に本をあげよう」と言ってくれた。その時貰ったのが志賀直哉である。それから私はずっと志賀直哉が好きなのだ。