日記2023.09.16

福島3日目。
宿泊した『智恵子の湯』のお風呂は赤茶色の冷鉱泉であった。
9時前に宿を出て、智恵子の生家と智恵子記念館へ。10代の頃に『智恵子抄』を読んだ。その時はなぜ高村光太郎はこんなエキセントリックな人と一緒にいれるんだろうと不思議だった。やがて年齢とともに自分なりに様々な経験をして、こういう生き方もあると思うようになった。
どこか喫茶店に入りたかったがなにもなく、歩いているうちに安達駅に着いて、誰もいない待合室で智恵子抄を読んだ。

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