2024.10.23『断片的な人生である』

突発的に作った短編集がもう届いた。しまや出版さんに感謝。『断片的にしか聞いていない』というタイトルである。

長男長女は上としての振る舞いをしてしまうことが多いという話になった。もちろん全員がそうではないだろうが、下の子のために我慢したり下の子が過ごしやすい環境を作ろうとするのだ。
そのおかげで私は比較的人に優しく接することができるようになった気がする。それがこの人生最大の収穫だろう。
これからはどんどん孤独になり、頼られること必要とされることもなくなり、収穫したものをただただ大事にじっと見るだけになる。

ゼリーを食べた。夏にゼリーを貰って、それが異常に嬉しくて大切にゆっくりと食べたことを思い出した。保存したくても保存できないものがある。ただ記憶は残る。

断片的な人生である。

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