多くの学生(僕もその1人)が就職活動に対して後向きな理由が判明した気がします
もうすぐ1月も終わり、2020年2つ目の月に入ろうとしている。
2020年1発目は、ある人物と交わした会話について述べようと思う。
就職活動もいよいよ本格的に始動する。ベンチャー企業は既に本選考を始め、大手企業の中でも早期選考が始まる(もしくは既に終わっているのかもしれない)様な時期になった。僕の進路が残り数ヶ月で決まる可能性がある、そんな大事な時期とも言える。もちろん、決まらない可能性も十分にあるし、残り数ヶ月で決める義務もないのだが。
とはいえ、行きたい業界もやりたいことも未だにはっきりしていないのが現実で、おそらく僕と同じ様な状況な学生は多いのかもしれない。というか、絶対にほとんどがそうだと思う。(根拠のない自信である、見逃して欲しい)
どんな企業で働きたいのかを決めるためには、先ず自分という人間がどういう特性を持っているのかを明らかにする必要がある。そこがはっきりしないまま決断を下そうとすると、進路は決まるかもしれないがそのやり方が少々乱暴で、心から納得のいくものにはならないと思うからだ。もしくは入ってから違和感を覚えた時に、そのギャップに苦しむことになるし、そこから立ち上がるエネルギーも多大だと思う。
しかしながら、最初の一歩であるはずの自己分析には厄介なことに際限がない。事あるごとにコロコロと変化し、何が本当なのか把握できなくなる。何がしたいとか、どうなりたいとかをイメージするのに苦しむ学生が多いのはおそらくここに原因があるのではないかと思う。
そんな中で僕はとある人物に会い、そして話をした。
彼は一言でいうならば義に厚い漢だ。とにかく恩義を重んじる。会って話してみて、彼の周りに人が集まる理由がよく分かった。同時に、僕は今何をすべきで、就職活動という特殊な期間をどう過ごすべきなのかを明確に把握することができた。先に、この場を借りて感謝の意を示したい。
人との出会いを大切にする
楽しさを追求する
彼の人生軸。上の1つは僕と重なる。人は1人では生きていけない。どんな人間でも必ず誰かに助けられて生きている。他者ありきの自分であるということは認識していた。加えて彼は、こう言った。
「与えられた分、他の誰かに与える」
必ず与えた恩は形を変えて自分に還元される。必ず。そしてそれは連鎖し、広がっていく。(この時、見返りを求めてはいけないのがポイント)そうして広がった恩はどこかで増幅し、繋がり、やがて周囲すら巻き込んでいく。そのスパイラルの中に人間は存在している、というのが彼の意見であり、紛れもない事実として僕もこれに深く賛同している。
「楽しさに勝るものはない」
彼はどんな時でも前向きに取り組む。逆境ですらも楽しむ。なにかを失う可能性よりも、なにかを得る可能性にフォーカスしているからだ。そして、最大獲得を常に追い求める思考が彼の核である。知らず知らずのうちに、僕はなにかを失う可能性ばかり考えていた。就職活動をもう嫌だ、面倒くさいというようにマイナスのイメージを抱く学生が多いのは、社会人になったら自分の自由な時間が制限されて、それを学生時代のように好きなことに費やすことができなくなるのが嫌だから、だと感じる。ブラック企業は嫌だ。大変な思いはしたくない。誰しもが口を揃えてそう言う。確かに、僕もブラックは嫌で、人生で大変な思いをするのはあのランテストだけでもう懲り懲りだ。思い返すだけでうんざりする。けれど、その判定基準が上位に来た場合、どうなるか。なんとなく働き、時間を消費する瞬間が生まれるに違いない。まさしくこれは失うものを考えていた結果、皮肉にも何かを失っているのと同じで、今回の場合は楽しむことを失ってしまう。(人によって楽しさの定義は違うが)
この時期に人に会うと、考え方が逐一変わる。けれど、僕はそれでいいと思っている。たくさん人に会って、話をして、聞いて。180度のマインドチェンジを繰り返すうちに自然と矢印は中庸に向く。だからとにかく人に会いまくって、僕の矢印をメトロノームのようにブレブレさせていこうと思う。回数を重ねた時、心に響く言葉を羅列して整理すれば自ずと見えてくるものがある。社会人は皆、僕らに言葉をくれる。ある時はそれが自分の背中を押すものであったり、逆に引き止めるものであったり、ある種のキーワードをくれる。絶対に。正直言うと、今回彼からそのキーワードは得られる可能性は薄いと思っていた。同時に、向こうにも僕に会うことで生まれるメリットは無いと思っていた。けれど、本音で話し合えば得るものはある。自分に嘘をつかずに話さなければ、それは得られないと学んだ。これからOB訪問をする人も多いだろう。1つアドバイスがあるならば、それだ。とにかく、本音をぶつける。偽りの言葉には偽りに基づいた回答しか得られない。(決して社会人を否定しているわけではない。解説すると、本音の意見(A)に帰ってくる意見(a)と、偽りの意見(B)に対して返ってくる意見(b)は違うということだ。うん、わかり易い。)
自分の意見が本音なのか偽りなのかは誰かにあって話さないと変わらない。行動あるのみだ。もし、この文を読んでいる貴方が迷いを感じるならば人に会おう。(就活中のただの学生が偉そうにっていう意見、反論お待ちしております🤗)社会人がベストだが、別に親でも構わないし、友達でもいい。とにかくアウトプットだ。ただ、この時注意しなければならないことが1つ。
「会うことが目的になってはいけない」
例を出すならばスケジュール表がいっぱいになると安心するあの心理だ。埋めることで自分は充実していると錯覚されるあの手段。この心理で人に会っても、得られるものはおそらくだが、無い。ゼロだと思う。自分にも、相手にも。会うことではなく、なぜ会うのかを明確にしよう。僕は幸運にも今回得るものがあった。会うことを目的にしていたのにもかかわらずだ。こういうパターンもあると思うけれど、本当に幸運だったと思う。とにかく、有意義なものにしたいのであれば、そこを突き詰める。その人でなければならない理由を見出す。そうすると、1時間とかの短い時間で話すべきことが見つかる。次回以降、僕はそうしようと思うから、みんなもそうしよう。
昨日は、得るものしかなかった。
人とのつながりを、もっと大切にしようと強く思った。だからこうして、後輩からの練習参加のお願いを快く受け入れる。彼らがいてこその日本一だったし、サークル生活だったから。受けた恩はこうやってどんどん返していきたいと思うし、返すばかりでなくて与える側になりたい。
楽しさの最大追求は、僕にもつながる言葉。僕の場合は幸福の追求で、その一部分に楽しさがついて回る。就職活動は、その追求のあくまで一手段であって、それを実現させるための目的では無い。そこに気が付けた。
もしかすると、これを書いた今日から1ヶ月後、1週間後、はたまた明日にはまた180度変わった意見が出るかもしれない。というか、たぶんそうなる。ブレまくるはず。けれど、それでいい。ブレにブレて、悩みに悩んで、苦しみに苦しむ。過去を振り返った時に、ランテストでのあの困難は結果的に僕に新しい可能性を見出し成長させた。人生、そんなもんなだと思う。(21年しか生きていない奴が偉そうに言うなやってご意見、ご反論お待ちしております🤗)
長くなったけれども、言いたいことは、今回学んだことを1つここに記して終わります!
就職活動を目的ではなく、手段にする
頑張れみんな!頑張れ俺!いい人生にしよう👍🏻
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?