第11章「関ゼミブログ執筆の現場から」
みう:サミットまで2週間ちょっとやばくないですか。目標人数に到達しないんですよね。
美和:毎日5人の参加者ゲットは正直大変ですね。
みう:50人に声をかけてもいい返事をくれるのは5人以下、、、これが現実です。
美和:私毎日声をかけているのに、返信が貰えず無視されたり、断られたり、凄く傷ついています。メンタルが持ちません。
関先生:大変そうだね。でもまあ、君たちゼミ生が始めたこと。自業自得とも言えるが(笑)
みう・美和:・・・(表情が凍り付く)。
関先生:で、どうするのですか。
みう:このままだと集客もうまくいかずゼミ生のメンタルも崩壊してしまいます!
美和:関ゼミの危機ですよ。何か別の方法を考えないといけないです。
みう:確かにそうですね!
美和:でも私たちのコミュニティはそんなに大きくないから、いくら宣伝したとしても見てくれる人が少ないですよね、、、。
みう:先生のコミュニティは広いのでしょうか。
美和:あ、そうか!先生、アジアの学生団体の活動をしていますよね。
関先生:気が付くのが遅いと思うのだけど(笑)。一緒に活動する上智生さわねも、ネパールの学生の多くもその学生団体に関係しているんだよ。知らなかったの?この団体はFacebookだけでも21,000人にフォローされているんだよ。
美和:21,000人!とんでもない数ですね。でもまさか、そこで宣伝していただくのは難しいですよね。
関先生:君たちがお願いしない限り絶対に無理です。
みう:え、じゃあ、先生、宣伝に協力お願いします!
美和:お願いします!(頭下げる)
関先生:頼まれれば仕方ない(笑)。宣伝に協力しよう。宣伝してほしい記事を送ってくれる?
みう:承知いたしました!
2、3日後、、
関先生:既に閲覧数5,000人達成!!どんどん伸びていきます!!!
みう:えっ2、3日でもう達成!?凄い!!
さらにその数日後、、
関先生:閲覧者10,000人突破笑!
美和:・・・(一体、この方、何者??)
みう:それはもしかして、当日5,000人参加は夢ではないということですか?
関先生:何人参加してくれるかはわからないけど、アジア中の10,000人以上の大学生に情報が届いていることは間違いないよ。後は、君たちが彼らをどれだけ惹きつけられるかにかかっている。
その日の夜
トウエ:先生、国際交流課の方から連絡があって海外協定校などで宣伝してくれるそうです。そのためにたくさん資料作らないといけません。どうすればいいですか。
関先生:作ればいいじゃないですか。
トウエ:え、あ、はい(青ざめる)。何かコツとかありますか?
関先生:作る前にコツなど教えないよ。
美和・みう・・・ (関先生の態度の豹変に凍り付く)
亮:トウエ、行くぞ。さっさと作業開始。(そして2日後の深夜に作業終了、国際交流課に全資料を提出した。)
みう:これから宣伝活動がさらに本格化しますね。サミットに向けて準備もしないと。ねえ、すごくない?世界中の人たちが見に来てくれるんだよ。
美和:残り2週間、全力で宣伝していきましょう!!エイ、エイ、オー!!
ゼミ長トウエ:関ゼミ、素晴らしいですね! エイ、エイ、オー!!