逃走したウガンダ人選手は「難民」に当てはまるのか?
前回、ウガンダ人選手逃走事件について書きました。
中には、彼が難民申請するのではないかと考える人もいるようです。まずそれはないでしょうし、できても申請は通らないと思います。
そもそも彼が難民申請しようと思ったら、パスポートなどの書類を持って日本の当局に行かなければなりません。パスポートはウガンダチームが管理していますし、日本の当局に顔を出した時点でウガンダへ連れ戻されるでしょう。
それから、ウガンダは難民を生み出す国というよりむしろ、難民を多く受け入れている国です。国連によると、ウガンダはアフリカ最大の難民受け入れ国です。↓以下参照
仮に難民申請を出したとしても、ウガンダ政府から迫害を受けていないと通らないと思います。国の代表として五輪選手として外国に渡航できたような人物が、母国の当局から迫害を受けていると言えますかね?
また、例のウガンダ人選手が今後不法就労や不法滞在といった罪を犯したら、ますます申請は通らなくなるでしょう。
追記
ウガンダ人選手は、三重県で発見されました。