ウガンダ人選手 逃走事件
オリンピックのため来日していたウガンダ人選手(ただし、後に出場しないことになり、帰国する予定だった)が「日本で働きたい」と置き手紙を残して消えてしまいました。
資格外の就労は、不法就労に
しかし、オリンピック出場のため来日した人がそれ以外の仕事をすると、不法就労になってしまいます。ビザの滞在目的を更新するにしても、パスポートはウガンダチームが一括で管理していて、本人は所持していないので不可能です。↓
そして、もし許可された滞在期間を超えて日本に留まれば、不法滞在になってしまいます。
日本で不法就労する理由が、ウガンダでの生活が苦しいからというのは言い訳になりません。ウガンダのように生活が苦しい国から真面目に就労ビザを取って働いている外国人は沢山います。彼らを愚弄していると言えるでしょう。
こちらの事件を受けて、彼を擁護する人達がさっそく登場しました。最近は、在日外国人が犯罪やそれに繋がる行動を起こしても、「外国人だから」「多めに見るべき」というような雰囲気があります。そんなことばかりしていると、日本人や真面目に生活している外国人が「ならず者」に舐められてしまうだけだと思います。日本は法治国家なので、日本人であろうと外国人であろうと、法に基づいて粛々と手続きが行われるべきですね。
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