【ウマ娘】L’Arc因子厳選のすゝめ
1.はじめに
はじめましての方ははじめまして、知ってる方はお久しぶりです。
毎回文章を書くたびにこの始まりになってる気がします。
今回は2.5周年ハーフアニバーサリーということで
新シナリオ「プロジェクトL’Ark」が追加されたことで発生する問題がいくつか生まれました。
その一つは因子厳選はどうすればいいの?という問題
今回はその点について少々グランドマスターズシナリオとの比較を踏まえつつ本シナリオで厳選する際に覚えておくと楽できる事も記述していこうと思います。
(注)本記事ではG1ボーナスのカウントを勝利数換算で記述します。
例:14勝→G1ボーナス14
2.シナリオ間の比較
グラマスとL’Arcの比較一覧
各シナリオ厳選については多くの先駆者が情報を発信しているので大筋はそれらをなぞった内容となりますがあしからず。
私なりにグランドマスターズシナリオ(以降グラマス)とプロジェクトL'Ark(以降L’Ark)の比較をすると下記の通りになります
この中で動画配信者や自分の周りの人たちが一番最初に触れていたのはG1ボーナスの部分となります。
筆者の考えとしてはL’Ark統一しようがしまいが欠損分は誤差の範疇で収まることが多いと現状考えています。
理由についてグラマス期とL’Ark期の因子厳選ローテを比較して説明します。
獲得G1ボーナス比較
グラマス期の因子厳選ローテで需要の高かったものは下記の通りです。
グラマス期は目標レースにクラシックを走るウマが多く、クラシック路線マイル~長距離ローテを走る方が多かったように見られます。
この半年で検索したフレンドの大半はこのローテを採用してました。
人により朝日FSか阪神JFがで異なる方はいましたがそれ以外は一緒です。
このローテで稼げるG1ボーナスは16勝となります
L’Arkシナリオで出走不可能になる芝G1は
10月後半 菊花賞or天皇賞秋
11月後半 マイルCSorジャパンカップ
上記2つが減りG1ボーナスは14勝 そして凱旋門を含めると15になります。
一見するとグランドマスターズシナリオと比べてG1を2つ欠損してるように見えます。しかしグラマスの場合はレース負け以外に下記の欠損パターンがあります
①G1ターンに別レースが目標となっている(例:ナリタブライアン、マヤノトップガン、タイキシャトルなど)
②レース出走制限(例:マチカネタンホイザなど)
③シナリオレースの相手が強く勝利が困難なもの(ツインターボ、カツラギエース、サクラローレルなど)
実はグラマスシナリオは結構厳選キャラの目標レースにより向き不向きがあるシナリオです。正直個別相性が良ければG1ボーナス1か所1欠損程度許容できます。ただそれならL’Arkでも変わらなくない?と思います。
但しここにダートが入ってくると少し話は変わってきます。
キャラにより目標レースか被る場合があるが重賞ボナを最大まで狙うローテ
ただしフレンドでダートまで走っている人はあまりいませんが走れるウマは最大G1+8勝分稼ぐことができます。
しかし芝G1と被っていたり秋シニアを走る事の出来ないL'Arkシナリオの場合はチャンピオンズカップ+川崎記念+フェブラリーステークスのG1+3勝分しか恩恵は得られません。
そのためダートを走る場合に限りグラマスシナリオのほうが重賞ボーナスの優位性はあると考えています。
しかし目標レースによる欠損がある為、ダートG1の恩恵を最大限得られるキャラのほうが少なく、特にクラシック有馬+シニア有馬、シニア宝塚は目標レースになるキャラも多いので大体の場合は1~2戦欠損のG1+5~6勝程度となることが多いです。
そもそもですが、G1に勝とうが親や祖同士で勝利したボーナスを合わせる必要があるので大半の人はダートG1まで考慮する必要はありません。
実際筆者もダートチャンミ期くらいしかダートG1出走はしておらず
フレンドもダートを走らせておらずG1ボーナスの恩恵が得られない事が多い為です。
因子厳選実践&スキルポイントについて(L’Ark)
始めにL'Arkシナリオから書いていきます
他情報発信者の方々が述べている通りスピ5+メイが現状L'Arkシナリオ厳選のテンプレだと考えています。
理由は大きく二つ
①クラシック凱旋門に勝利するため
②スキルポイントを稼ぐため
まずこちらをご覧ください
1つ目の理由クラシック凱旋門突破についてですが
レースに上記のキャラが登場してきます。
またクラシック期の凱旋門ではジンクスを克服することができずに
全ステータスマイナス250を受けてしまうため、しっかりとステータスを伸ばさないと勝てません。
因子厳選に求められることの一つは再現性です。フレンド枠を借りた育成でクラシック凱旋門突破できませんでしたは非常に手痛いです。なんなら2~3日に1回今でも躓くほどの難易度です。
現状私が設定している突破ラインはスピード1100はマストであると考えています。1000ラインであれば金速度スキルや安くなった白スキルを取得することを推奨します。
スピ900ラインは相当運ゲーとなりスキル取ってもコンセ5回使い切ることが多かったです。
実際私も育成してみて実感したのですが完凸SSRを揃えた状態でコレです。育成の上手い下手はあるかもしれませんが、私は合宿時の練習のブレで目標スピード値に乗せる事が難しく感じました。
また可能であれば採用スピードサポカは得意率そして初期絆の高いものを優先して選ぶと良いと思います。
またサポカに余裕のある方はスキルポイントボーナスを持ったサポカがより良いと感じました。
そして2つ目の理由はスキルポイント獲得の為です
このシナリオのスキルポイントを稼ぎ方は沢山のタッグ友情練習を踏むことです
上記画像は一例ですが試走した際に発生した強練習を抜粋しました。
参考までにグラマス期のレースによるスキルポイント収支がレスボ50編成と仮定した場合G1レースが67、G2が52となるのですが
L’Arkシナリオの場合、海外適正によるスキルポイントボーナス+友情ボーナスの二つを獲得すると獲得スキルポイント量が練習がレースを上回ります。
そのため従来のレスボ意識の編成から沢山のタッグ友情を重ねるために得意率重視の編成が求められると考えています。
大事なのは一つの練習にたくさんのキャラが固まった練習を踏むこと
上記画像パターンは友情ボーナスupの適正を取れていない状態です。
それでもシングルタッグでかつやる気好調で47
この編成がレスボ30での育成なのでG2~G3レースと同程度のスキルポイント獲得量です。
その反面ですが練習が固まらないと強練習をほぼ踏めずにスキルポイントが全く稼げない事があることもL’Arkシナリオの特徴です。
更に強練習を踏むために10~20%程度の練習を踏みに行くことも多く練習の失敗率と成功時のバランス感覚を誤ると実質100近くのスキルポイント欠損を起こすシナリオなので見かけ以上にシビアでかつ、クラシック凱旋門といった強力なドボンがあるので個人的にはグラマスよりは敷居が高いとは感じました。
クラシック凱旋門を仮に落としても完走はできますがスキルポイントを大きく欠損してしまうためスキルを沢山取りたい場合はなるべく負けないようにスピードを伸ばし、スキルを取りましょう
逆にシニア凱旋門は負けても問題ないと私は考えています。
凱旋門のボーナスはクラシック凱旋門を勝利していれば問題なく加算されますしスキルポイントの差もレースボーナスにより変化はありますが大体30程度しか変わらない為です。
最高峰の夢がlv3になる分も含めると実質的に約40ポイント増えますが、それ以上に目覚まし消費がバカにならないので抑えれるところは抑えましょう。
また1周回あたりの時間がグラマスよりも短くスキルポイントに対して激しく固執しなければグラマスよりはカジュアルに厳選できるシナリオだと思っています。
ちなみに上記育成のスキルポイントは練習が下振れて3100程度でした。
おまけ:道中レースがレースが負けづらいとのことでやってみた。
試験的にマイル適正Cで負けずに厳選はできるのかと思い実戦
鬼門は朝日FSとNHKマイルこの二か所を乗り越えれば安定周回はいけそうです。これについてはまだ試行回数が足りていないので後々詰めていきたいと思います。
仮にマイルCで厳選が行えると親厳選、祖厳選の敷居も相当低くなるので今までフレンドの祖にマイルが2以上や4以上といった条件検索もしなくて済みそうです。また適正箇所を減らすことで狙った赤が少し狙いやすくなるのは良いと思いました。
現状は朝日FS時点でスピ450パワー400で海外適正のスピードとパワーの補正込みで勝てています(レース時脚質は先行)
ただしコンテ頻度がどれだけ高いかはまだ試行回数が足りていないので要検討となります。
因子厳選実践&スキルポイントについて(グラマス)
それに対してグラマス厳選を比較します。
グラマス厳選なんて今更要らんという人は読み飛ばしてください。
一例として今回は私が実践していたレスボ重視のレース出走編成と比較してみます。
レースに大体30~35戦調子のいいときは38~40戦程度走らせることもある厳選を行っているのですが、それらは練習の強弱以上に編成したレスボが直接響いてくるため、大体安定して3500~3700程度のスキルポイントはたたき出せます。
またレースで得られるスキルポイント量は固定のため出走数を変えない限りは基本的に大きくブレません。
後は道中レースに勝てるステータスを作って走るだけです。
おそらくですがスぺの白加速と全身全霊が悪さしたと思われますというかそう思いたい。ちなみにこの前の周回もスぺにやられてます。
リプレイが無いため真相は闇の中
ちなみに自分の中のステータスボーダーと道中用獲得スキルは
クラ4月前:500-300-400-250-250
クラ10月後:600-400-600-400-400+白回復2+快速(白回復)or金回復
シニア4月後:750-600-700-400-400+白回復2+快速(白回復)or金回復
シニア9月前:900-600-900-500-500 スキル割愛
シニア12月後:1000-600-900-500-500 スキル割愛
比較的回復を多く取る理由は体感的なものなので確実性はないですが負けの半分はスタミナ関係での負けが多いと感じたからです。ちなみにもう半分はマイルレースです。
特にステータスが盛り切れていないクラシック菊花賞は特に鬼門で回復スキルを取らずスタ500程度のみで走ると余裕で負けることがあります。
アオハル燃焼体を持っているのは知っていましたが記事用にスクショ取るまでデバフ持ってることは知りませんでした。しかも2つもかよ…
ちなみに上記目標ステでしっかりと回復を取ると菊花賞の勝利時は結構な確率で大差勝ちします。
少し気になったのでスタミナがどれくらいなのか簡単に計算してみると
381+4.4%回復(チームレベル1計算)+1.5%回復で約605相当
400+1.5%回復×3で約580相当
400+5.5%回復で約660相当
厳密にはスピの値や根性の値で色々と必要スタミナは変わってきますが指標としてこれで大体スタミナは同じくらいになるんやなと感動。割と体感大きくは間違ってなかったっぽい。
もう一つの鬼門マイルCSです
ステータス自体はそこまで高くないので基本的に逃げ先行で走れば勝つことが多いですが差し追いで走るとなぜか負けが増えるので鬼門。実際にフレンド因子の欠損が地味に多いのはマイルCSだと思います。次点でNHKマイルとなりますがこれはみんなご存じウオッカなので割愛します。
シナリオレース最後に出てくる3女神のステータスです。
基本的にこの時点でステータスが1200-600-1100-600-600付近になっているので負け頻度は少ないですがコンテが必要になる場合があるので手間がらずに速度スキルをいくらか取りましょう。
今回はうまくいきスキルポイント4000超え達成。後半で欠片がスキルポイントに寄ってくれたおかげで最終5ターンのスキルポイント収益が大きかったのが理由と思われます。あとナリブの固有イベントのおかげでシニア期目標レースのもらえるスキルポイントが増えているのも一つの要因ですが、仮にそれを差し引いても100pt程度には収まりますので約3900程度は他キャラでも出ていたと思われます。
余談ですが上記のようにスキルポイントの欠片を集めることで練習に寄せた厳選方法もあります。
(今回はたまたまsp欠片が溜まったので記事用にスクショしたものです)
twitterでこのやり方を拝見させてもらって実際に自分でも試しましたが感触は非常良く。特に3ステSSとスキルポイントの両立ができるのは偉かった。スキルポイントもレース28戦程度で賢さ友情を交えてなるべくお休みを押さない事を意識した結果約3500程度。多分うまくやればもっと伸びるかもしれないけどグラマス期は賢さ因子の価値があまり高くなかったためレース厳選でよさそうと考えやってませんでしたが、今はこの方法もありかも。
3.L’Arkとグラマスどっちで厳選すべき?
私の結論は100点の厳選を行うならグラマス 80点の厳選を行うならL’Arkだと考えています
プレイスタイルで大きく変わる部分にはなりますが、私の考えでは良い因子を作る際で一番の決め手はスキルポイント量となります。
同時にヒントレベルを高い状態で沢山取れている前提となりますがこれは極論因子から引っ張ってくれば良いため差はありません。但しそれまでの敷居に乗る為の前段階の厳選は青叡智の発動とヒント発生率アップが乗るグラマスが良いと思います。
またサポカ要求についてもレンタル女神さえあれば基本配布サポカで問題なく厳選可能です。その際はレース出走数は抑え因子厳選実践の部分で触れた道中ステータスを意識しつつ進めると問題なく完走することはできます。
逆にL’Arkはサポカの練習性能がグラマスよりも重要になっていると考えているためスピードが伸びきらずにクラシック凱旋門負けも少なくないのでサポカの敷居という点でもグラマスのほうが優しいのではないかと考えてます。
逆にL’Arkシナリオの良い点はG1ボーナス関連です。
今回は芝マイル~長距離前提で話を進めますがまずローテが統一できるということで個体によりクラシック個体とティアラ個体で作り分ける必要が無くなりました。(ただし長距離因子をしっかり積む必要はあり)
更に道中レースのステータスバフ+コンテ5回によるレース欠損率の低下は非常に魅力的であると考えています。
出走できるG1数が少ないから重賞ボーナス的に良くないのでグラマス一択と私も最初は考えていましたが実質的にG1一つ分の欠損とレース負けの欠損の可能性+クラシックとティアラローテの作り分けの不要を比較した際に私は後者のメリットが上回ると思ってからはL’Arkシナリオ厳選を行っています。
それぞれのメリットデメリットはあります。
それらを把握し自分のプレイスタイルでどちらの厳選シナリオを選ぶことかが大事だと思いました。
4.最後に
グラマス厳選時に自分が厳選していて感じたことと試してたことをいつか文章にしたいと思っていたのですが、タイミングを失っていたところに新シナリオ追加での比較でグラマスシナリオとの比較として消化できると思った時は嬉しかったです。
特に自分が特別見なかっただけかもしれませんが、道中レースのステータス設定や対戦相手のステータス確認まで行ってる人はあまり多くないのかなと思い、触れてみましたが思った以上に発見があり私は面白かったです。
特に菊花賞のリトルココンは想像以上に強くそりゃ負けるわと納得。
またクラシック期の敗北が多い理由もNPCとのステ差がないだろうと再確認しました。
始めはまたグラマスに引きこもることになるかと思ってましたがスキルポイント以外の部分はL'Arkシナリオで概ねよさそうなので私はしばらくの間はこちらの厳選がメインになりそうです。
理由としてスキルポイントよりもほぼ全キャラのローテ統一が可能な点とシナリオバフによるマイル適正Cキャラの厳選ハードルの低下が魅力的に感じているためです結局育成時にレース負けるストレスのほうが半年はしんどかったです。実際G1ボーナスの恩恵は数戦程度では大きくは変わらないと思いつつも如何にレースに負けないかを模索し続けた半年でした。
今度は大したことではないですがL’Arkシナリオ厳選でもう少し試したいことがあるのでそちらの進捗があり、この記事の反響があればどこかのタイミングで文章になるかもしれません。
その際はまた見てくれるとウマ娘のモチベーションが上がります。
最後まで読んでくださってありがとうございました。