負けた対局の記録 #1
8/26(木) 2勝2敗 レート1323→1321
1敗目 French Defense: Two Nights Variation
黒番で負け。
フレンチディフェンス。ツーナイツバリエーションという初耳のオープニングになってしまってやや面食らってしまう。
結果ここでなんとなく3…c5?! 。意図のないポーンプッシュは本当にダメ。ここは4…d4 5.Nd2として手得、その後に予定通り5…c5としてクイーンサイドのスペースを確保すべきだった。
その後の10…Bf4?!もまずかった。10…Rfd8で直接的に攻めるのが良いらしい。フレンチで白マスビショップが使えるようになるとうれしくてつい展開してしまうがこれはやや迂闊なようで。攻めの意識が足りない。
17…Rf8?! これも緩手。白のナイトとビショップがfポーンにアタックしてくるのを恐れての応手だったが、冷静に考えればe7のルークが十分に守れているので問題なかった。dファイルを制圧していたルークを消極的な位置に持っていったのもよくない。
17…Bd3として相手の攻め駒に交換を図るのがよかったらしく、その後上手くいけば敵陣にルークが入り込める余地は十分にあった。
27…b6??最悪のブランダー。
29…axb5?? 最悪のブランダー。
30…Bc2?? ルークのフォークを狙った手だが成立するわけがなかった。その後連続チェックで逃げ切られたあげくこっちのルークまで落ちる始末。その後何手が指したが勝ち目なく投了。
2敗目 Italian Game
白番で負け。
1.e4 e5から自然に進んでイタリアンゲームになった……のだが、その後あろうことか相手が早々に6…f5?? と突いてくれた。
その後の7.a3がよくない。黒のナイトの展開を妨げる手だったがそんなんいつでも指せる。7.Qb3がよいのは瞭然。相手が悪手を指したら咎めていく。これも攻めの姿勢の欠如からくるもの。
14.b4?? これは一見分かりにくかったけど大悪手。
次に14…Bh6 があり、この後どうやってもこちらのビショップが落ちる。というのもクイーンの支えがないからで。キングなりナイトなりで守っておくべきだったね。お前攻めも守りもダメダメじゃねえかこの野郎。
そもそも、「クイーンにしか守られていないピースは弱い」というのがある。ここを弱点として認識していればこの手は指せたはず。
その後は敵のピースがどんどんこちらの陣地に入り込んできてクイーン交換を強制されたりチェックでフォークを掛けられたりともうめちゃくちゃ。なんとかパスポーンを作ろうと試みるもマテリアルの差で難なく潰されてしまいリザイン。
この対局、悪手はいくつもあったがそれよりも中盤でプランを立てていなかったことが負けに繋がったのではないか。狙いのないままあちこちに手を指して気づいたら相手のポジションが良くなってしまう。そうすると激痛の一手を何度も食らう。ストラテジーの重要性を感じた。
まとめ
・意図のないポーンプッシュはNG
・攻めの意識を持つ
・ピースをアクティブなポジションに配置する
・クイーンにしか守られてないピースは弱い
・中盤からのプランを立てる