【牽引免許取得への道:9-10-11】

今日は牽引。
牽引免許は750kg以上のものを引っ張る時に必要になる免許。
「大型免許」を持っていれば世の中でいう大型トレーラーが、「普通免許」を持っていれば大型のキャンピングトレーラなんかが普通車で引っ張れる。「中型」や「準中型」も同様、もともとの免許を上限に引っ張れるようになる。

というわけで「大型免許」+「牽引免許」であれば、陸上ではだいぶLivingAnywhereな気がする。あと残すは海と空。

大型乗って、牽引乗って、「どっちか先に、できたら大型を先に取っちゃえば楽」とは最初の頃に出会う教官ほとんど全てに言われてたものの、案外いっぺんでも大丈夫だなと思う今日この頃。最近は顔見知りになった教官に「どう?進み具合は?」なんて聞かれる。

大型は車幅が2500mmあって広いけど、牽引のトラックは2200mm、車線内も余裕だし、なによりトレーラーは小回りが利くので白線も縁石も踏みづらい。S字なんて余裕でクリア。

さて、9時間目。
所内に大型の教習車が多かったので直角バックの練習をそれなりにやったあと、検定コース走ってみましょう、ってな具合で走ってみたらクランクと坂道がない。「あれ?」と思ってると「クランクと坂道は検定にはないんですよ」って。クランク好きだったんだけどな、直角に車体を沿わせて行く感じ、ニュルーッといくS字よりもクランクはパキッと入っていく具合が楽しい(変態ですな)。

10時間目。
この時間は車庫入れスペースが空いているので、とにかくひたすら1時間そこを占有、直角バック。右バック左バック右バック左バックとバックしっぱなし。こんなにまとめてバックしたことないってくらいバック。
耳の中はずっとピーピーピー。

直角バックは3回まで切り返して直して良いそうで、左右どちらか寄り過ぎちゃったり、妙に斜めに入ってしまった場合は「前にガッと出て、バックしたほうが楽」という至極当然なことを言われて目からうろこ。よくよく考えれば普通車の車庫入れでも、ふつうにそうしてること。「教習所の練習はどうしても1発で入れようとしてるんだけど、そんなの路上行ったらありませんからね」って今日の教官はいう。「検定に受かるかどうかということで言えば、ここでハンドル半回転、ここでハンドル2回転戻す、ってやり方でやれば入るけど、もし修正しなきゃならなくなったときにはその余白がない=1発で入れる前提だから」って、確かにそりゃそう。こういうアドバイス、いいねえ。
なるほど、検定受かるだけなら、そういうことね。使い分けよう。

11時間目。
すっと何か取れたかのように、直角バックのトレーラーがコントローラブル。あれ?どうしちゃった?何回かうまくいかなくても「前に出て直せばいい」で相当気が楽に。何度かバックの練習して所内グルグル。

あと1時間で見きわめ、そしていよいよ卒業検定。

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