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クリエーターってカッコイイぜ!野郎
最近クリエータークリエーターってやたら聞くようになって
「クリエーターになるにはどうしたらいいですか?」なんて
質問を聞くと「???何の?」と返してしまう。
そもそもクリエーターという職はない。
たぶん、おそらくデザインとか広告とか映像とかWEBやらを
作っている人たちの総称として“クリエーター”って呼ぶのだろう。
一つひとつの仕事はやってることが全く違う。
使うソフトだって全然違う。
よく仕事で「イラスト描いてよ。クリエーターなんだから」とか言われるが
いやいやちょっと待って、俺はデザインはできるけど、絵は描けないよと伝えると、向こうは不思議そうな残念な顔になる。
(なんだお前、クリエーターぶってる割には、絵のひとつも描けねぇのかよ)
的な顔である。
もちろん、いろいろできる人もいる。
僕の場合は、デザインと並行してコンセプトワークが性に合っていたので
ディレクターとして企画やコンセプトを考えたりするほうが好きだ。
あと、コピーワークも割と好きだったので、文章を書いたりもしている。
今はやってないけど、仕事の延長でずっと写真を撮ったりもしていたから
僕のことをカメラマンの人と思っている方もいる。
そうなると、
■コピーライター
■デザイナー
■クリエイティブディレクター
■フォトグラファー
ということになるのだろうか(なんだかすごそう)
でも、安心してください。その全部は、それなりで。並みです(笑)
でも、その“並み”を、まぁまぁ誇張して
合コンや飲み会で自慢している、それなりのクリエーターの方々は
よく出会います。あえて、その人は心の中でクリエーターさんと呼んでいます。
なぜなら、「俺、クリエーターだからさ」って彼らは自己紹介するのでw
つまりは、要するに
Tシャツにジーンズでシックなジャケットを着て
オシャレに決めながらも仕事は“クリエーター”なんです。って言いたいんです。
クリエーターっていうのは、ファッションアイテムなんですよ。
結局のところ、そんなことをやるやからが多すぎるから、仕事をするうえで、“肩書き”がなかなか曲者になることが多く、僕は嫌気がさしている。
肩書きというのは“何ができる人”なのかを知るための記号だと思っているから、クリエイティブの世界であれば“何の技術を持っているか”をお知らせする為に肩書きがあって欲しい。
嫌気という言葉を使ったのは
その肩書きとやらが、どうも合コンではウケが良いようで
誇張するやつらが多すぎるという現実の中
実際に仕事を頼んだら、何にも出来ないただのシロウトだったなんて話が
ざらで、何回しりぬぐいしたことか。。。という悲しみからです。
本当に何もできない!!!!!
何で毎回ゴーストデザイナーとかゴーストライターやらなきゃいけないんだ!
ファッションを仕事にしたいなら、アパレル業界に行ってくれ!
頼むから、俺の仕事を増やすな、邪魔をするな。
シャレてる暇があったら、ショートカットの一つも覚えてくれ!
(一同唖然)
今まさに、クリエーターになりたい!なんて思ってる若い世代の方がいたら、ぜひ、
何を作りたいか → それを作るために必要な技術(ソフト)は何か
という視点で、とりあえずコツコツ邁進して欲しい。
クリエーターになりたい!→どんな肩書きの仕事が良いだろうか
から入ると、たぶん僕とは友だちになれませんw
真面目な話をすると、この世界の肩書きはどんどん変わります。
なぜなら、ソフトも技術もどんどん進化するからです。
つい最近まで活躍していたFlashデザイナーなんて方々も今や
JavaScriptの時代。なんて、いってるうちに今では新しい技術もでてきました。
つまり肩書きもコロコロ変わる。
だから、あまり意味がない。
僕、こういうの作りたくて → だからコレとコレの技術はあるんだけど
って流れの方がしっくりきます。
なんか、書いてるうちに満足してきた(笑)
とりあえず、noteのみんな!
今日も作品づくりに邁進しようぜ!
(強引な終焉)