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初ポートレート写真。

この間、人生で初めて自身のポートレート写真を撮ってもらった。

身分証明書とか、子供の七五三のついで撮り、ではなく。完全に自分のための写真。

ただの一般人の私がポートレート写真なんて必要なの?と実は一瞬思ったのだけど勇気出して申し込んでみた。

撮ってみて思ったこと。

これは、立場関係なく面白いし、おすすめしたい。

今回はそう思った理由を書いてみようと思う。

理由その1「自分に目を向けるきっかけになる」

自分の写真をプロの手で撮ってもらうとなれば、やっぱりそれなりに整えたい。

髪型をどうしよう、服は、小物は・・・となかなか決まらない。

日常の自分の身なりをここまで真剣に考えたことは多分・・・ない。

何色が似合うのか、どんな服だと自分らしいのか。そんなことを徹底的に考え抜く機会になった。

日常のワンシーンは消えゆくものだけど、写真は残る。その違いだけで意識は俄然変わるんだなと心底思った。

理由その2「自分らしさってなんだろうと考える」

過去のポートレート写真を事前に見せていただいた。身分証明書に貼り付けるテンプレ的な写真とは真逆で、どれも個性豊かでキラキラしてる。

私の個性ってなんだろう。

よく言われるのは「明るい」と「元気」。そして「悩みなさそう」(あるんだけどそう見えるらしい)。

その明るさとか元気さを写真で表現できたらいいのかなとか、うんうん悩んだ。そんなことをこの歳で真剣に悩むことになるとは思いもしなかった。

でも自分の良さに目を向ける時間になって、そういう機会は普段ないからなんだかちょっと新鮮で視点が変わって楽しかった。

理由その3「緊張感を持って過ごせる」

その写真撮影が楽しみすぎて、撮影数日前からあれやこれやと考えてドキドキしていた。

メイクしながら「撮影日はピンク系とオレンジ系どっちにしよう」とか、撮影日が雨予報なのをみて髪が爆発しそうだからトリートメントを念入りにやっておこうとか。

変わり映えのしない日々に、自分の写真を撮るというイベントが加わったことで、ドキドキとワクワクがプラスされて、なんだか程よい緊張感があって。

会社と球場と自宅とコンビニとスーパー。
これくらいしか行き先のない生活に「フォトスタジオ」なんておしゃれなものが入っただけでこんなに気持ちが変わるとは思わなかった。

おまけ

撮影日はあいにくの雨だったのだけど、心配していた髪は思ったより暴発せず、土地勘のない駅で迷うこともなくスタジオにたどり着くことができ、楽しく写真を撮っていただいた。

今思い返しても本当に楽しいひとときだった。

数日後に送っていただいた自分の写真は驚くほど、そして照れくさいほどに素敵に仕上がっていて、自分じゃないみたい。

自分じゃみたことのない表情がたくさんあって、私ってこんな顔で笑ってるんだ、なんて初めて知ったり。

新しい気付きがたくさんありました。勇気出して申し込んで本当に良かった。

素敵な機会をくださったMさんに大感謝。

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Naho/働いてても野球少年を育てられる!
野球好きな母が日々感じたことを綴ってます。何かのお役に立てたら幸いです。