ゲン担ぎのスニーカー洗い

今、バケツウォッシャーでスニーカーを洗っている。

昨日の次男の試合は悔しい敗戦。
でも強敵相手に食らいついた、いい試合だった。

悔しいなぁ。あの流れを引き寄せられていれば…ヒットが出ていれば…

いろんな思いがグルグル起きてくる。
そういう思いを洗い流すために、私は敗戦時の靴はすぐに洗う。

次の勝利へのゲン担ぎだ。

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スニーカーを突っ込み、洗剤を入れて水を投入する。水の勢いで泡がブクブクしてくるのが楽しい。ズボラな私は紐も付けたまま。

蓋をしてスイッチオン！

中で回転するスニーカーがキュッキュッと鳴らす音を聞いていると何だか敗戦の悔しさが少し洗い流されていく気がする。

時計を見たら9時だった。勝っていたら今頃スタンドで試合開始を待っていたはずの時間。そんなことを考えてしまって、また悔しくなる。

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洗ったスニーカーが乾く頃には悔しさも少しは消えているだろうか。

干しに庭へ出ると、朝からムッとする暑さ。
抜ける青空に洗ったばかりの白さが映える。

くっそー！！
次こそ勝つぞー！！！