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自治体はVIPを扱ったことがないのでサービス設計ができない
阿波踊りの、1万5000円「VIP席」が物議というニュースをみて思ったことがあります。
そもそも自治体(職員)や住民はVIPと接する機会がないので、
VIPが何を考え、何にお金を使いたいと思っているか、分かりません。
だから、VIP戦略はプロから勉強する必要があるんです。
勉強すると分かりますが適切なVIP戦略は、みんなをハッピーにします。
そこが理解されないと、言いたくないことを言わないといけないことになるわけです。
「そんな価格で売れるわけない」
→ターゲットはあなたではありません
「金持ち優遇だ」
→イベントで赤字がでた場合、税金で補填します。すなわちそれは、あなた方の負担になります
今回、阿波踊り実行委員会(事務局・徳島市)がVIP価格を設定したことについて、私は率直にすごいなと思いました。
価格設定の経緯は分かりませんが、内部でも今回起こったような反発があったのではと思います。
阿波踊りという、日本が世界に誇る文化を継承していくためにも、持続的に運営ができる財務基盤は必ず必要です。
今回のVIP席が完売し、その価値の高さや価格設定の正しが証明されることを陰ながら応援したいと思います。(阿波踊り観に行きたいな