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【読書メモ】「40歳の壁」をスルッと越える人生戦略/尾石晴

著者の尾石晴さんを初めて知ったのは、
音声メディア「voicy」で2019年ごろだったと思う。
当時は、ワーママはるとして、共働きが抱えるキャリアの問題や子育て解決策などをお話しされていて、その当事者として、参考にしていました。

今は、アラフォー世代が直面する、キャリア、人間関係、子育て、お金、これから、に関するさまざまな思考と学びと経験をお話しされていて、引き続き関心を持って拝聴しています。

そんな著者の書籍である。

とても参考になることが多い。
今回2回目に拝読したのだが、1回目よりなるほどと思うことが多かった(40歳に近づいているからかも)

まずは、生涯現役で働くことの有益性を述べている部分。
以前どこかで、
なるほどと思うということは、自分が深層心理でぼんやり思っていたことが、言語化された時
ということを聞いたことがあるが、まさにそうだと思った。

私自身、お金が減ることを気にして余生を過ごしたくないし、暇だなぁと思って余生を過ごしたくない。やりがいをいつまでも持ち続けたいし、社会との繋がりも維持したい。自分が何かに貢献しているという実感も感じたい。

そういったことを実現するためには、生涯現役で働くことが、うってつけだ。

つぎに、支出を経費にできる仕事を持つこと。
社会人では、なかなか難しいけれど、多くを稼げなくても、自分が普段から支出しているもの(本書では書籍代が例)を経費できる仕事(副業)ができれば、可処分所得を増やすことができる。

また、現状維持バイアスが打ち破ること。
これは本書ではなく、著者の最近のVoicyを聴いて思ったことですが、現状維持バイアスはコンフォートゾーンから抜け出せないことにつながります。
コンフォートゾーンは時間とともに縮小するため、放置しておくと身動きがとれない老害になるので注意が必要です。


「仕事をやめない」とは、「会社を辞めない」という意味ではありません。会社員の看板を外しても継続して仕事ができるように、40代から少しずつ行動をしていくのです。

そして、これらを実現するためには、思うだけでは不十分です。

人は、言葉にできないことは意識することができず、行動に移せません。ぼんやりと流れていってしまいます。「どんな人生を送りたいのか」「どんな時間を過ごしたいのか」を言葉にすることは、人生の目的を決めることにつながります。

個人的に強く思ったのは、生涯健康体である必要があること。生涯現役で働くために、また仕事以外にも人生を楽しむためには、何よりも健康が第一だということ。

まずは、運動習慣、腹8分目を実現しなくては!

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