神田明神にてNFTアートの奉納式とライブペイントをさせて頂きました。
2022年8月8日。大安吉日 巳の日 末広がりのとても縁起の良い日に江戸総鎮守 神田明神にてアートの奉納式とライブペイントをさせて頂きました。
VRやNFTを活用するデジタルアーティストという身でありながら、芸術の起源にあたる「神様への奉納」をさせて頂ける事は大変光栄な事でした。
これも一重に支えて下さる方、関係者の皆様、寛大で常に革新的な神田明神の皆様のおかげ様です。
とても感慨深く、胸が熱くなりました。
また、世の中のデジタルデータに対する価値観というものがアップデートされていっているのも実感いたしました。
奉納させて頂いた作品はVR空間に描いた立体絵画
「Crypto Zinja 神田明神之図」
神田明神の隋神門をくぐった先の境内で感じられる清らかな感覚を可視化するイメージで三柱のご祭神を描かせて頂きました。(こちらの作品については次の記事で詳しく書かせて頂きます!)
奉納式の後はVRライブペイントをいたしました。
世界で活躍する三味線デュオの輝&輝(KIKI)さんの素晴らしい生演奏と共に隋神門に鳳凰龍神図を描きました。
私事ではありますが、父方の祖先は曾祖父まで代々神職でした。祖父母の離婚で父の代から跡を継がなくなってしまったのですが、巫女にはとても憧れがあり、こうして巫女装束を来て神楽殿に立たせて頂けることも、個人的にも非常に感慨深く大変光栄な事でした。
また、私自身の人生はテクノロジーと神社仏閣や日本古来からの文化によって拓かれていると感じています。
私はそもそも劣等感にまみれ、人の目を気にする視野が狭い人間でした。気づかぬうちに固定概念に捉われ、「私なんて…」と限界を勝手に作りどんどん生きる世界を狭くしているようでした。
今も気を抜くとすぐその頃の自分が顔を出しそうになります。
そんな自分がテクノロジーとの出会いによって想像力、創造力の制限が解除され、日本の自然や古来からの素晴らしい文化や考え方に触れ、いつも心をあるべき方へ導いてもらっています。
現代の技術を活用しながら、心で感じるという感覚も大切にすることでより豊かな人生が拓けるように思います。
自身が体感しているそれらの素晴らしさを人々に直感的に届け、架け橋に繋がるような活動をしていきたいと常々思っております。
そしてその人の想像力を広げるきっかけになったら最高に幸せな事です。
ですから今回、伝統的な歴史ある神田明神と新たな試みをさせて頂く機会に恵まれた事はとても嬉しく、この日は何度も涙しそうになりました。こういったご縁を大切にしていきたいと思います。
そして夜はNFTオーナー様や関係者によるささやかなレセプションも開かせて頂きました。
奉納式、ライブペイント、レセプション、お暑い中お越しくださいました方どうもありがとうございました。来られなかったけれども応援してくださっている方もありがとうございます。支えて下さる方が素敵な人ばかりで、そういったところからも、まだまだ未熟ながら方向性が間違っていないことを感じさせて頂きました。
長文乱文失礼いたしました。さらに長くなってしまうので今回奉納させて頂いた作品やプロジェクトについては次の記事に書かせて頂きたいと思います。
素晴らしいご縁に心より感謝いたします。
せきぐちあいみ
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