約15年ぶりにジェフ千葉の「ハーフシーズンシート」を購入した話。
自宅にジェフ千葉から「ハーフシーズンシート」の案内が届きました。いつもならば素通りするのですが、今回はなぜか気に留まり、購入に至りました。シーズンシートを購入するのは降格した2009年以来です。なぜ購入したのか自分なりに考えてみました。
①ストレス発散になっている
ここ数年仕事のストレスが尋常ではなく、心身ともに疲弊していました。休日は疲れすぎてどこかへ出かける気も起きません。そんな中でも毎週末DAZNで見るジェフ千葉の試合が楽しみでした。チャンスやピンチのシーンに一喜一憂し、勝利をすれば一緒になって喜び、負ければ自分のことのように引きずります。極限状態の私にとっての唯一の癒しでした。
現地観戦はとある理由により中断していましたが、2023年のちばぎんカップを久しぶりに生で観戦をしました。柏レイソルのホームスタジアムである日立台(三協フロンテアスタジアム柏)に行ったことが無かったので、行ってみようかなという軽い気持ちからの観戦でした。やはり現地観戦はDAZNで見るより何百倍も興奮します。さらに自分と同じ気持ちの人々と試合の場面に一喜一憂する雰囲気が最高。これ以降、行ける試合はできるだけ生で見に行くことが生きがいになりました。
②なぜか2009年と被る
ハーフシーズンシートを購入したのは2回目です。前回は降格をした年でもある2009年でした。正直、ホームで価値を見る機会はごく稀で、毎試合のように負けていたような気がします。負け試合が続いていても、足しげくフクダ電子アリーナに通ったのはなぜなのか思い返すと選手たちの「懸命な姿」が見えたからだと思います。
当時のチームには深井正樹(現駒沢大学サッカー部監督)や巻誠一郎を筆頭に、負けている時間でも絶望的な状況でも最後まで全力で走り抜く、ボールを追いかけることのできる選手が多く所属していました。選手たちが現状を悲観して、戦う姿勢を無くしてしまえば、現地に行って応援しようとは思いません。ですが選手たちが全力な姿勢を見せているのなら、自然と応援したい気持ちになります。そのような気持ちが私をフクアリへと誘ったのでしょう。
2023年の選手たちは2009年の時のような雰囲気があります。2023年シーズンより小林慶行が監督に就任しました。彼自身監督1年目であり、まだ経験が浅いことは否めません。戦術浸透に時間がかかる中、監督含め選手はとても頑張っています。ベテランは時に熱くなり過ぎますが、チームへの献身性は相当高いです。中堅メンバーもSNSの発信や試合後の悔しがる表情を見るとこちらもさらにサポートしなければなと感じます。ユースから昇格した矢口くん、新明くんも若いながらも試合に絡み、成長目まぐるしいです。正直結果が伴っていないのは苦しいですが、選手たちが懸命な姿を見せてくれる限り、フクアリで応援したいなと思っています。
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